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Aの喘ぎ声を聞きつけて扉を思い切り開け放った俺は甘い香りに思わず唾を飲み込んだ。
コネシマとショッピ君、二人掛かりで襲われてどエロい顔をしたAが下が丸見えで上半身もほぼ見えている状態で力なくこちらに目を向けられる。
頭の中でカタカタとここで彼女の信用を取るか襲うかの天秤が揺れた。
「うっわー、Aエロすぎひん？おっぱいとかAV女優顔負けやで」
「うわぁああッ！シャオロンなんでおるねん！！？」
「え、監視役なんもう忘れたん、まぁ確かにお前鶏に似てるもんな」
「やかましいねん！！！」
ただ立ち尽くしてぐるぐると思考回路を動かしていると俺の相互監視のシャオロンがAを見つけてさっそく手を出そうとしている。
ハッとした。なんで俺は今迷ったんや、今信頼を取った方が(みんな手出すやろうし)何かあった時絶対俺に助けを求めてくれるやん！
そこからの俺は早かった。甘い香りに耐えつつも彼女を庇いながら守っていると俺の(大きな)声を聞きつけた奴らが徐々に集まってAの保護が大事と判断した大部分が取り押さえてくれる。
あっという間にコネシャオショッピの3人が縄で一かたまりにされて彼女は布団に包まって床に落ちた下着やら服やらを着直していた。
「はぁ、何のために監視制にしたか分かっとるんか…」
「せやで…いきなり3Pはキツすぎるやろ」
「大先生も縛っとくか」
「あぁん、許してえ！！」
シャオロンは実際まだ手を出していなかったが止めてなかったら混ざっていただろうから黙っておくことにしよう。
着替えを終えてまだ髪がボサッとしているAが布団から顔を覗かせた。
「A、」
『ひっ…！ぁっ、ご、ごめん…ろぼろ、』
手を差し伸べようとしたところ弱い力ではあったが手を弾かれた。
ほぼ無意識で反射的だったのだろう、トラウマを植え付けられたAは当分主にあの２人とは喋れもしないだろう。
「…んーん、大丈夫やで？ごめんな、触ろうとしてもーて」
『ごめん…助けてくれたの、ロボロなのに…怖くなっちゃって、』
「いや、当然のことやからな」
まだ、まだ襲えない。
完璧に彼女の信用を勝ち取ってから、彼女が行為を許してくれるくらい。
それまで俺はずっとずっとAのためだけに笑みを浮かべ続けるで。
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きつね君。(プロフ) - かなり前に完結してしまったようですが、改めてこのようなまぢ神作品を世に送り出してくれておりがとうございます！！！完結おめでとうございました(？？) (2023年4月14日 0時) (
レス) id: f4cd021470 (このIDを非表示/違反報告)
きつね君。(プロフ) - ヤンデレってたりヘラってる子達が性癖だったので、このような作品に出会えてうれしいの極みです！R指定作品を読んだのはこの作品が初めてなのですが、もう表現力も高すぎるし設定がまず神だったのでひとりでニヤニヤしてました() (2023年4月14日 0時) (レス) @page33 id: f4cd021470 (このIDを非表示/違反報告)
りこち(プロフ) - 色々とどストライクでした！ご馳走様です！！可哀想可愛いは正義！！！！ (2021年2月28日 15時) (レス) id: 7094782543 (このIDを非表示/違反報告)
青年A(プロフ) - マイソさん» ありがとうございます、どうぞどうぞこれからもうはうはしてください（笑）何気なくつくった作品をそう言って頂けて大変嬉しいです！ (2021年1月3日 15時) (レス) id: 071d1f2325 (このIDを非表示/違反報告)
マイソ - す！ (2021年1月3日 14時) (レス) id: 05f946baf6 (このIDを非表示/違反報告)
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