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お泊まり ページ18
You side
亮平くんのお母さんのおいしいご飯をいただいて
お風呂もいただいて
阿部くんのお部屋で阿部くんを待ってる私
あの時の亮平くんのお部屋より
大人っぽくて本がいっぱいあって
亮平くんの匂いがする部屋
阿部「おまたせ！」
それから夜遅くまでいろいろなお話をして
阿部「そろそろ寝よっか。」
亮平くんのベットの横に敷布団を敷いて
寝ようとしたときに
フワッと亮平くんの匂いに包まれた
希羅「えっ！！！りょ...亮平くん！？」
阿部「...少しだけこのままでいたい...」
希羅「うん...」
背中に亮平くんの熱を感じながら
どんどん早くなる鼓動
阿部「すごい鼓動だけど、ドキドキしてくれてるの？」
希羅「...だってアイドルからバックハグされたら
誰でもドキドキしちゃうよ？」
そう言った途端に離れてしまった亮平くん
少し名残惜しくて振り向くとそのまま正面から
ハグをされた
阿部「アイドルだけど...俺も男だから...」
それは期待していいのかなあ。
そう思いながら私は
静かに良平くんの背中に手を回して
胸に顔を埋めて静に
希羅「(好きだよ...)」
伝わってしまったら
きっと彼の人生を歪ませてしまう。
そう思うだけで胸が苦しいけど
今は我慢しなきゃ
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作者名：阿部 ごもく | 作成日時：2020年6月20日 14時
