よんわ。そうりつび。 ページ23
岩本side
「ひかるー」
この聞きなれた呑気な声の持ち主は…
『ふっか遅い。』
「ごめんて！電車が遅延しててさー」
『まあいいけど。』
今日は俺たちが高校から見てきた夢がついに叶うとき。
「あとは看板かけたら完成？」
『そう…。』
「ひかるがかけてよ。創立者でしょ？」
『そうだね。俺がかけたい。』
数週間前に手作りしたこの
「ゆきのいえ」
と大きく書かれた木の看板。
これを玄関のドアの分かりやすい場所にかける。
「ゆきのいえの創立記念日は1月22日か…。」
『覚えとかなきゃね。』
「てかさここに保護の依頼が来るまでどうすんの？」
『ゆきのいえの宣伝と職員の募集？』
「職員そんないるか？」
『んー、一気に何人かきて対応出来ないのは怖いからできれば見つけたい…。』
「確かに。じゃあ俺、募集の紙作るわ。」
『俺はウェブサイトでも作るかな。』
「あ、後さ午後に俺らの荷物が届くから荷物来るまでここにいてくんね？」
『うん了解。』
「けど、まさか住み込みとは思ってなかったな…笑」
『嫌だったらふっかの家からでもいいけど。』
「嫌じゃないよ？ここ建てて家賃払える余裕ないし。」
『それもそうだな。』
「んじゃ中入っちゃう？俺らの新居！」
『あんまはしゃいで怪我すんなよ。笑』
「そういうひかるも口角上がりまくってるから！笑」
『いいから行くぞ』
今日1日は2人ではしゃぎながら片付けをしたり
最小限の家具を設置したりと
学生に戻ったかのように楽しんだ。
ちなみにテレビの設置が一番大変だったね笑
新しいものを買うお金はなかったから
ふっかの家にあったテレビをそのまま持ってきたんだけど
ふっかのことなので配線のコードがぐちゃくちゃで
2人で中々苦戦した。笑
作者です。
今さっき気づいたんですが、
岩本くんをこの小説制作当日の29歳。
深澤くんを30歳と1話では書いてて
でも今これ同学年設定になってますよね…
申し訳ありません。
年齢はあまり気にしない形で読んで頂けると幸いです。
これからもマイペースに更新していきますので
引き続き応援のほどよろしくお願い致します！
次回は新しい職員の登場です。
アニメが大好きなあの人です。笑
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りとくん - オリフラ立ってます! (6月17日 13時) (
レス) @page18 id: 5c632373b0 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - ななわ。からじゅうわ。に飛んでます！ (2023年1月15日 21時) (レス) @page10 id: 2ae28a8716 (このIDを非表示/違反報告)
梨夢(プロフ) - コメント失礼します。 5話の真ん中ら辺で「幼馴染効果」って言葉を使っていましたが、双子設定だったようなので疑問に思い、コメントさせて頂きました。 楽しく見させて頂いてるので、これからも頑張ってください!! (2023年1月14日 19時) (レス) @page7 id: bd09c05a6c (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2022年12月23日 17時
