すき。Yuri.C (ページ3)

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ぱじゃま。１ページ3

寒くて布団から出にくくなった12月。

「う、さむ。A、さむい」

足を私の身体にくっ付けて自分が温まろうとしている。

なんてずるい奴だ。

私だって寒いのに。

「ちょっ、冷たいなぁ。侑李の足冷たすぎ。」

「女の子の方が体温高いよね。羨ましい。」

ぎゅうぎゅう私にくっついてくる。

「そろそろさ、パジャマ変えなよ。せめて長ズボンにしなよ。」

「えー。寒いけどぉ、」

「絶対、風邪ひくから。今日買いに行く？」

「うーん、いく。」

寝起きの侑李はいつもの倍で可愛いが溢れている。

寝癖がぴょんとついていたけど、本人が気にしないので私が直して、パジャマを買いに出かけた。