教科書. ページ4
・
「…ねぇ神童くん。」
「どうした。」
「…教科書、忘れてもーたわ。」
「………そうか。」
「うそやん。」
朝のHRを終え、1時間目の授業の準備をしておったら、教科書を忘れたことに気づく。
神童くんに助けを求めてみたのに遠回しすぎた。
「教科書見してもらってええ?」
「あぁ、いいぞ。」
おぉ、今度は通じたようだ。
いやぁ、遠回し言ったらあかんなぁ。
「神童くんの教科書なだけあって綺麗やんな。」
教科書をパラパラ捲りながら呟く。
ウチの教科書は落書きするから結構あと残ってんねん。
「A、神童の教科書に落書きがあるわけないだろう？」
「そーだよねぇ…………あ、あったで！」
「「え？」」
ページを捲っていると、小さく落書きが。
「すごい発見やな！」と、ドヤ顔して見せると…
「あぁ……浜野に貸した時だな。」
「なんだ、神童くんの落書きやないや。」
そしてまた教科書を眺める。
こりないウチだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 119人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くまちー*(プロフ) - 瑠璃色さん» なるほど…！ありがとうございます!!直しておきます！ (2017年5月7日 8時) (
レス) id: a3d5112474 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色(プロフ) - くまちー*さん» ｢はぁ!?ウチがいつ華さんに悪いことしたねん！｣ではなく｢はぁ!?ウチがいつ華さんに悪いことしたんや！｣にした方が良いと思いますよ(*^-^*) (2017年5月7日 6時) (レス) id: e5ac6d93f6 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色(プロフ) - くまちー*さん» 私、リュウジ好きです←唐突！唐突過ぎる！ (2017年5月6日 21時) (レス) id: e5ac6d93f6 (このIDを非表示/違反報告)
くまちー*(プロフ) - 瑠璃色さん» わぁあ…！ありがとうございます…!!!!!! (2017年5月6日 21時) (レス) id: a3d5112474 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色(プロフ) - くまちー*さん» いやいや謝らなくて良いですよ！この作品自体は好きなので！ (2017年5月6日 17時) (レス) id: e5ac6d93f6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：くまちー* | 作成日時：2017年3月27日 4時
