024：レッツゴー作戦会議？ ページ24
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有岡「あ、今回だけだからな？協力すんの」
伊野尾「山田がフラれたら、俺ひとりでコンビニ行こ」
山田「や、無理。マジで無理」
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有岡「……んで、どうする？」
伊野尾「Aちゃんは山田に興味もってるはずなんだよなぁ……」
有岡「会いたい、って言ってみれば？」
ふと、マネージャーの言葉を思い出して
休み確認しときゃよかったな
なんて思いながら携帯を見つめる
視線に気づいて目線をあげると
いのちゃんに肩をつつかれた
山田「ん？」
伊野尾「予定はー、合わせるもんでしょ」
山田「あ、うん……」
伊野尾「時間もー、合わせるもんでしょ？」
有岡「おぉー！かっけぇ」
伊野尾「ふふ、」
山田「……ん、頑張って時間作る」
たしかに
いのちゃんの言うとおりで
10分でも20分でも
お互いがよければ
会う時間なんて作れる
今までは
色んな言い訳をフタがわりにしてたけど
好きな人のことになれば
話は変わってくるもので
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伊野尾「あとさぁ、」
山田「ん、」
伊野尾「俺らならでは、の作戦にしない？」
有岡「え、なにそれ」
山田「……どういうこと？」
いのちゃんは
俺らの質問を聞きながら
美味しそうにご飯を食べ始めて
有岡「はい！俺わかった！」
山田「声でかいんだよ、ったく」
大ちゃんも
ご機嫌な表情で
オムライスを食べ始めて
予想がつかなくて
なんだか悔しい気持ちに浸った
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伊野尾「まぁ、作戦は任せてよ。俺と大ちゃんでやってみるからさ」
有岡「そうだぞ山田、俺らに任せろ！」
伊野尾「あ、そうだ大ちゃん作戦会議しないとね」
ひとまず二人には
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お願いすることにして
山田「んと……。とりあえず、Aちゃんと会う約束とりつける」
うんうん、と
二人は頷きながら
テーブルに並ぶ料理を食べ始めた
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伊野尾「山田、進展あったら連絡して？」
有岡「応援してっからな！」
山田「……ん、ありがと」
お店を出た俺らは
明日も有難いことに
仕事が待っているから、と
街灯が照らす道を別れる
見慣れた二つの背中は
頼もしい影を残して
街に消えていった
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▼SOLA(プロフ) - 有岡担さん» コメントありがとうございます。いま連載中のお話が二つあるので、そのお話が完結したら検討してみますね。 (2020年5月17日 15時) (
レス) id: 52a307bcb1 (このIDを非表示/違反報告)
有岡担 - めちゃくちゃ面白かったのでafterstory読みたいです！ (2020年5月17日 2時) (レス) id: a06e75bb6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：▼SOLA | 作成日時：2019年5月30日 21時
