いちばん星☆【2】〜the first star of evening〜 (Ki)

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滝が見えるスポットに着いた







「Aちゃん大丈夫？
…けっこう登ってきたから疲れちゃった？」






『え…？……大丈夫
でもきっと…明日は筋肉痛だと思う……笑』






「んふふっ……ほらっ……すごいね？」






目の前で轟々と流れ落ちる水しぶき



滝壷に落下した水が
白いもやのように煙を巻き上げてく






滝から 濃い霧のような
ひんやり湿った空気が届いて…気持ちいい……





目を閉じて
その空気をたくさん身体に染み込ませる……






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目を開けて隣のみっくんを見ると
みっくんも同じように目を閉じて
スーハースーハーっやってて…




その姿が可愛くて

ふふっ…

笑っちゃう







「マジでマイナスイオン半端ないっ！
…やべ〜っ 癒される〜……住みたい！笑」




『ふふっ…うん。ほんとに…
気持ちいいね〜』





しばらくその場所で
目の前の大自然を感じられるだけ感じ取ってから川沿いの方へ行ってみた









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『わぁ〜……』





川沿いにはテントを張ってキャンプしてる人がいっぱいいて
近くには “ログハウス”？ってゆうのかな…

丸太で壁面を覆われた可愛い木のおうちが
たくさん並んでる







「あっ！…キャンプしてる！
…釣れんのかな〜？たのしそっ」






『ほんと〜。泊まりで来たら
一日中 遊び尽くせるね〜』





「あ！…カヌーとかカヤックも出来んだって！
……やる……？」






『えっ？…今？？
…でもなんも準備してないよ？
こんな格好で……出来るのかな？』






「うーん…聞いてみよっか」





そう言って受付のお兄さんに聞きに行くみっくん
…早い。笑








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「予約がいるんだって〜……残念っ！」





『そっか……まぁそうだよね』






「…また今度……やりに来よ？」






『えっ？……うん///』


またって……


また連れてきてくれるの……？




そんなこと言われたら……







期待しちゃうよ……みっくん







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カヌー体験してる人を見ると
ヘルメットして服装もちゃんとしてる……






私に出来るのかな〜





…でも






みっくんとなら……





どんなことでも出来そうな気になるから






……不思議







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