375 宏光side ページ40
.
早めの夕食を終えると
窓の外はすっかり暗くなってた
酒とグラスを二つ持って
既にバルコニーにいるAに呼びかける
「A〜！
窓開けて〜」
『…！あっ…うん！』
「スパークリングワインでよかった？」
『うんっ……ありがと♪』
ベンチに腰掛けて乾杯すると
一つ 息を漏らして
海を見つめたAが
ポツリと話し出した
.
『みっくんと出逢ってから
いいことばっかり…』
「ふっ……そ？」
『うん…
いい事しか 記憶にない』
「……」
『だから……
時々 ちょっと怖くなるよ』
「えっ…」
Aを見つめると
海を見ていた視線がゆっくりとオレに移った
.
『……みっくん…居なくなっちゃったらって』
「…！」
そう言いかけたAの肩を
“ぎゅっ”と引き寄せる
「……居なくなるかよ」
『……』
「…ずっと一緒だろ？」
肩を抱いたまま
のぞき込むようにAを見つめると
『……うん』
嬉しそうにはにかんだAに
想いが溢れて
『んっ…！///』
柔らかい唇に キスをした
.
……ちゅっ…
唇を離すと
「『……！』」
ゆっくりと重なる視線
…“ぎゅっ”
「…！」
オレの手に Aの小さい手が触れて
その手に指を絡めた瞬間…
……ヒュ〜…
「『……！』」
目の前に打ち上がった花火を
二人で見つめた
『……わぁ すごい！
海に反射してるね』
「やべぇ……すげぇキレイ…」
色とりどりの花火を反射して
光るAの目を
時々横目で見ながら
さっきAが言ってた言葉を思い出した
「……」
……すげぇ分かる
Aと出逢ってから
毎日が満たされてて
それまで当たり前だと思ってたことにまで
感謝するようになった
“居なくなったら…” なんて……
そんなん考えられっかよ…
考えられるわけない
…“ぎゅっ”
『…！』
花火のにみとれてるAを
“ぎゅっ”と抱き寄せた
.
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かづき☆(プロフ) - fuji＊eriさん» こんにちは(*´∀`*)やはり王子は不動でしたか笑 なんかむちゅ恋の北宮お尻ガブガブがなくなったそうで((´д｀))あれ好きだったのに残念です DVDにはまたしっかりおさめてほしいですね☆ (2017年8月4日 15時) (
レス) id: efe5e07596 (このIDを非表示/違反報告)
fuji＊eri(プロフ) - 割合ですか？どぅふふふ( *´艸｀)間違いなく私の王子は俊哉様なのですが、みっくんすぐ狩りに来るから(笑)まえあしの時は息子達がドン引くほど大騒ぎでしたよ。お昼にはランドセル持ってた人が夜にはあれですもんね。あ、コン萌えは宮玉を超えて北宮が一位です！ (2017年8月4日 7時) (レス) id: 8480e134de (このIDを非表示/違反報告)
よーこ(プロフ) - おはよー！きゅんお待ちしておりまする!! (2017年8月4日 6時) (レス) id: deeae8935a (このIDを非表示/違反報告)
かづき☆(プロフ) - ななさん» ななさんおはようございます(*´∀`*)ゆっくり…長く…。それが理想ですよね☆メッセージお待ちしてます笑 いつもありがとう☆ (2017年8月4日 6時) (レス) id: efe5e07596 (このIDを非表示/違反報告)
かづき☆(プロフ) - よーこさん» よーこちんおはよー☆最後までどうかキュンを楽しんでおくれ(*´∀`*) (2017年8月4日 6時) (レス) id: efe5e07596 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かづき☆
| 作成日時：2017年7月13日 21時
