いちばん星☆【8】〜the first star of evening〜 (Ki)

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朝起きると
みんなでワイワイガヤガヤしながら



ホットプレートいっぱいの
大きいホットケーキを作った








絵本の中に登場するような
夢のようなホットケーキを
みんなで食べてると





あっという間にチェックアウトの時間が来る









楽しかったコテージを後にして
観光しながらお土産も買うと





多くなった荷物をなんとかトランクに詰め込んで
私達も車に乗り込んだ









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たいぴーの隣には
すぐにみっくんが座って




私はまきこと２列目に









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まきこ「今度は海行こうよ〜♪」




まきこの提案に
後ろから “やったー！” と歓声が沸き上がる








『ふふっ…笑』



大盛り上がりの後ろに
思わず笑みがこぼれると








『……！』




チラッと後ろを振り返ったみっくんと
視線が重なって








口角を上げてフッと笑ったみっくんに





『……///』




今日も素直に反応する私の胸









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コテージにちゃんとしたドライヤーがなかったからか
いつもよりちょっとふわっとしてる髪と
横顔を見つめながら








『……///』




込み上げてくる愛しさを
グッと自分の中に閉じ込めて









次の旅行の話で盛り上がってる
まきこたちの輪の中に入っていった









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