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.
また夜に会う約束をしたから
家に帰ろうとした瞬間
…“ぎゅっ”
『…!?///』
突然掴まれた右手に
ドクンっと胸は高鳴った
『……///』
ご飯の時だって
充分近くに居たのに…
手のひらから伝わる彼の熱と
骨張った大きな手の感触がプラスされるだけで
こんなにもザワついてる胸に驚いた
.
繋がれた手から視線を上げると…
私を見下ろしてる彼が
フッと笑った
「“じゃあ” って……
帰るの早いからっ!笑」
『えっ…』
「電話っ!
番号教えてよ。笑」
連絡出来ないっしょ?笑
『あ……そっか』
「ふっ…笑
Aって意外と抜けてんの?笑」
『…!/// そんなことないよ…っ』
「はいはい…笑
じゃあスマホ出して」
『あ……うん』
.
.
連絡先を交換すると
2人は海へと入って行った
『……』
一人の帰り道
スマホに新しく加わった連絡先
“二階堂 高嗣” の名前を見ながら
あったかくなる胸と
緩む頬を感じた
だけど同時に…
『……!』
忘れられない
甘く笑った顔が浮かんできて…
私の胸は 波がひいてくみたいに
ザワザワと不穏な音が
重く響いた
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かづき☆(プロフ) - よーこさん» よーこちゃん笑 コメントありがとー!!そうゆうことですね(*´▽`)ノノ 思い立って書き始めたけどなんだか長くなりそうだよ笑 お付き合いよろしく☆ (2017年4月12日 8時) (レス) id: efe5e07596 (このIDを非表示/違反報告)
よーこ(プロフ) - ガチャピン!そういう事ね!すっごい胸熱になったよ。さすがセンセ!! これからの展開楽しみにしてまーす!! ふふww (2017年4月12日 7時) (レス) id: 4638d60fc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かづき☆ | 作成日時:2017年3月22日 0時