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今日も彼は来ない。
そろそろ帰ろうか。
そう考えていると、
角を曲がって走ってくる亜生さんが見えた。
私の前で立ち止まると、ぺこりと頭を下げた。
「お久しぶりですね。」
「仕事があって全然来れなかったんですよ。
今日の休憩は長めだったので聴きに来ました。」
「ありがとうございます！
さっき帰ろうとしてたところで、、、
なにかリクエストないですか？？」
「あ、えっと、
光と影聴きたいです。
めっちゃ好きなんですよ。」
好きというワードに心が揺れる。
「わかりました！！」
亜生さんに届けたい。
この想い。
私の視界には、
頬が濡れた亜生さんがいた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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作者名：milk． | 作成日時：2019年1月17日 0時
