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任務の後眠ってしまったAのために、報告会なるものが行われた。
まず、ドクツルタケの兵は読み通り村へと攻め込んできた。忍者隊と同様大勢の戦力をそろえてきたようだが実力としては隙だらけだったらしい。村の防御を念入りに行っていたこともありほぼ村を傷つけること無く追い払ったそうだ。
また、ドクツルタケの全員が村へ向かったわけではなく、一部はドクタケにも向かったらしい。ただ、村へ行った方に比べ数も圧倒的に少なく、実力を含めても「二軍」と呼ばれるような人々だったためこちらも問題なく対処した。
ツルタケ城へ向かった大量の忍者隊もAや尊奈門、忍たま上級生の善戦のおかげで次々と数を減らし、最後まで城に残ったものも含め城が崩れる前に撤退した。
そして、巻物のことだが…
学「これまでと同様陽鬼が管理するように、とのことじゃ」
「はい。…ヱ？」
作戦決行の前、Aは落ち着いたらタソガレドキに巻物を渡す約束をしていたのだが、なぜこうなったのか。
雑「和尚さんのご意向だよ」
「…あの方の？」
雑「騒動が終わるまでどこにも渡さず、傷もつけずに巻物を守り抜いた。君のその功績をたたえたいそうだ」
「いや、ですが…」
学「なんじゃ、問題でもあるのか」
「問題と言うか…いくら濡れ衣とはいえ、あの村からのドクタケの印象はあまり良くないのでは…本当によろしいのですか？」
八「そのことなんじゃが…あの和尚さんは、ドクタケの噂は嘘だとすぐに気が付いたようじゃ」
「…はい？」
八「詳しいことは分からんが、どこかでドクツルタケのボロを見抜いたのだろう。その後のドクタケの対応も見て決断されたそうだ」
「…では、私が何度も村に足を運んで調べようとしていた頃にはとっくに、和尚さんは真相に気が付いていた…？」
雑「私達が色々頭を悩ませている時、ある意味高みの見物だったわけだね」
「…というか、和尚さんからしたら薬屋の娘に巻物を任せたことになると思うのですが、そこはどうすり合わせたんですか？」
学「実を言うと
あの方はもう何年も前、城に勤めていた優秀な忍びだったそうだ」
「…」
八「忍者を退職したのちに第2の人生として和尚さんとして生きることにしたそうだ」
雑「それに、長年やっていると空気感だけで忍びを見分けられるようになるそうだよ」
つまり、この騒動は和尚さんからしたら
「ぜーんぶまるっとお見通し☆…ってことですか」
八「その通り！」
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いちごもんすたー(プロフ) - しょーぞーさん» コメントありがとうございます！今後も頑張ります！ご意見参考にさせて頂きます。 (2021年10月3日 23時) (
レス) id: 9d6884059d (このIDを非表示/違反報告)
しょーぞー - こんにちは〜いつも楽しく拝見してます^o^後者のドクタケに戻ってもらうに是非一票入れさせて下さい〜 (2021年10月3日 13時) (レス) @page50 id: fc776c6f0e (このIDを非表示/違反報告)
いちごもんすたー - しょーぞーさん» そう言っていただけて嬉しいです…！これからも頑張ります！ (2021年9月27日 0時) (レス) id: 4f0800c484 (このIDを非表示/違反報告)
いちごもんすたー - さくらさん» コメントありがとうございます！今後もちまちまとですが頑張ります！！ (2021年9月27日 0時) (レス) id: 4f0800c484 (このIDを非表示/違反報告)
しょーぞー - とっても面白いです！連載ありがとうございます！(;o;) (2021年9月26日 20時) (レス) @page22 id: fc776c6f0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蓮生 | 作成日時：2021年9月16日 21時
