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# ページ16
俺とラウが座っている席に歩いてきて、
「その1週間は俺だけと話せばいいじゃん」
ガチ凹みしていた俺を後ろからぎゅっと。
あーこれ知ってるバックハグやろ。
耳に残る甘い声から現実逃避したいところやけど、首筋にかかる吐息とか髪がくすぐったいから、むしろ直視する方向になる。
バックハグやから顔は見えへんけどな。
「ラウ」
「呼んだだけって言うつもりでしょ」
「ちゃうちゃう。おいで」
そーっと立ち上がって腕を広げる。
蓮が「えぇ…」とか言ったけど気にしーひん。
飛びついてきた高身長にフラつくと支えてくれたから単にスネかけただけやろ。
触れ合うだけのキスも忘れずに、すぐ次の作業があるラウを解放する。
「めっちゃ瑞々しいわ」
「それはただの変態」
蓮くん守って〜!と後ろに隠れるラウの頭をなでる蓮はニッコニコ。
こんな構図な俺たちが心から笑えるようになるまでの話に、付き合ってみーひん?
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作者名:べす | 作成日時:2021年3月31日 16時