捌話 ページ10
「いやだから僕はストーカーじゃないって!」
「えっ?そうなんですか?!」
「だからさっきから言ってるって・・・。」
「だ、だとしたら本当のストーカーはどこに!?」
まだ与謝野さんを狙っているかもしれない・・・!!どこだどこだと周りを見回していると、谷崎さん(兄)がおずおずと話してくれた。
「あの、大変申し訳ないんだけど・・・。」
「?はい。」
「ストーカーの件は嘘なんだ。」
「へぇ・・・って、えっ?!・・・えっ?!」
驚きすぎて二度見してしまった。だって驚いたんだもの。というか、どういうこと?
私が思考を巡らせていると、実は無事だった与謝野さんがこちらに歩いてきた。
「アンタ、無茶するねェ。妾は此の前言ったとおり、与謝野晶子だ。探偵社で専属女医をやってる。」
「え、えぇ!?」
「ごめんねAちゃん。君が数日間やってきた事は、"入社試験"だよ。」
入社、試験・・・?
『太宰の言ったとおりだ。』
私が尚も分からないという顔をしていると、太宰さんの持っている携帯電話から声がした。
『御前の勇姿、見せてもらった。』
この声は社長さんか。それでよくわからないけど私はその試験とやらに受かったのだろうか・・・。
『・・・桜庭Aの入社を許可する。』
「あっ・・・有難うございます。」
私が御礼を言ったところで通話はプツッと切れた。
「じゃあ・・・今日から"本当に"よろしくね?Aちゃん。」
そう言って太宰さんは何処か妖しい笑顔で微笑んだ。
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みるきぃ - 死にたがり。さん» 読んでいただき、有難うございました!コメントをいただき、とてもうれしいです!これからもよろしくお願いします! (2016年7月8日 0時) (レス) id: 7101c83816 (このIDを非表示/違反報告)
みるきぃ - 紫苑さん» わわっすみません!初心者なもので…気づきませんでした!本当に申し訳ありません!!すぐに取ります!教えていただき、有難うございました!それと、観覧頂き、有難うございます!これからもゆるゆる更新しますので、よろしくお願いします。 (2016年7月8日 0時) (レス) id: 7101c83816 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - オリジナルはとった方がいいと思いますよ?あと、面白かったです (2016年7月7日 23時) (レス) id: 1f0daf69dd (このIDを非表示/違反報告)
死にたがり。(プロフ) - d(*´∀`*)b (2016年7月6日 6時) (レス) id: fd76360b65 (このIDを非表示/違反報告)
みるきぃ - おお!コメントありがとうございます!更新、遅くて申し訳ありません…。続きが気になるなんて、とても嬉しいです!これからもよろしくおねがいします! (2016年7月4日 21時) (レス) id: 7101c83816 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるきぃ | 作成日時:2016年6月27日 20時