拾弐話 ページ14
時間を止めて逃げれないいんだけど、谷崎さんと中島さんを置いて逃げるのは・・・マズイよね。
ああああもうどうしよおおお
「何ブツブツ言ってやがる。いくぜっ!」
また彼が襲いかかってくる。今度こそヤバイ。
どうする、どうする、どうする!!
「・・・あッ!!」
そう言えば中島さん、探偵社を出る前、確か国木田さんと・・・
***
「じゃあ、行ってきますね。」
「待て、敦。持っていけ。」
「これは・・・」
「護身用の銃だ。今回はただの身辺調査だが、新入社員のAもいることだし念のためにな。」
***
・・・ってな会話をしてたような・・・。
よし。ここまで来たらっやってやろうじゃないですか!
敵が殴りかかって来た瞬間、ギリギリのところで運良く避け、中島さんのところに走り、思った通り尻ポケットに入っていたソレをさっと取る。そして・・・
パンッ
パンッ
パンッ
「クッソっ!!」
銃を発砲するが、全く当たらない。銃って難しいなオイ!!映画みたいに上手くいってくれないんだけど!!
パンッ
パンッ
この銃は恐らくリボルバー。ってことは、打てる弾は大体6発だけど、暴発を防ぐために1発分開けておく場合も多い・・・。
・・・もう無くなっちゃった?いやいや国木田さんのことだし、入れてくれてますよね!?
どっちにしろもう確認している暇はない。2人を助ける為には、弾が残っていると信じて最後の1発に掛けるしかない。
「へッ全然当たってねェじゃねェか。」
「このっ・・・!!いい加減、当たれええええええええ!!!!!」
パンッ________
「・・・グッッ!!」
「あたっ・・・た・・・。」
しかも運良く彼の肺を貫いたらしい。
・・・国木田さんに後でお礼を言っておきましょう。
「って、呑気に言ってる場合じゃなかった!・・・逃げましょう、2人とも!!」
「う、うん!」
「そうだね!」
「待ッ・・・ちやがッ・・・れ・・・!!・・・グッ・・・」
「さあ、彼が動けないウチに!」
「______っと、言うことで・・・桜庭、無事帰還しました!」
「どこが無事だ!!ポートマフィアと戦っただと?!」
「うぅ・・・。」
あの後、彼が歩けないうちにあの倉庫を抜け出し、なんとか探偵社に戻ってきたのは良かったのですが・・・。
「全くお前というやつは・・・。大体仮にも谷崎がついていながらだな・・・」
っと、国木田さんに正座させられています・・・。
次数の関係で次へm(_ _)m
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みるきぃ - 死にたがり。さん» 読んでいただき、有難うございました!コメントをいただき、とてもうれしいです!これからもよろしくお願いします! (2016年7月8日 0時) (レス) id: 7101c83816 (このIDを非表示/違反報告)
みるきぃ - 紫苑さん» わわっすみません!初心者なもので…気づきませんでした!本当に申し訳ありません!!すぐに取ります!教えていただき、有難うございました!それと、観覧頂き、有難うございます!これからもゆるゆる更新しますので、よろしくお願いします。 (2016年7月8日 0時) (レス) id: 7101c83816 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - オリジナルはとった方がいいと思いますよ?あと、面白かったです (2016年7月7日 23時) (レス) id: 1f0daf69dd (このIDを非表示/違反報告)
死にたがり。(プロフ) - d(*´∀`*)b (2016年7月6日 6時) (レス) id: fd76360b65 (このIDを非表示/違反報告)
みるきぃ - おお!コメントありがとうございます!更新、遅くて申し訳ありません…。続きが気になるなんて、とても嬉しいです!これからもよろしくおねがいします! (2016年7月4日 21時) (レス) id: 7101c83816 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるきぃ | 作成日時:2016年6月27日 20時