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*rbrさんが私の拡大解釈の影響をモロに受けています。ご注意下さい。
楽しかった。
「Aちゃん！アレ食べる？」
「いいですね！」
おばちゃーん！二個！
とよく通る声を屋台に向けて言い、その後私にしてくれていた話の続きをする。
ホンマあん時死ぬかと思ったわ、
そう言いながらため息をつくロボロさん
心底迷惑そうな顔をしてはいたが声からその思い出がとても良い物である事が分かる。
仲良しですね、
そう伝えるとふにゃりと顔を綻ばせて、そか？なんて、
「あれも食べへん？」
「…いいですね！」
「にいちゃん！２「半分コにしません！？」ウェッ！？」
コロッケ、パン、サンドイッチ、カップケーキ、焼き鳥、何かと美味しそうにぱくつきながらロボロさんはどこまでも嬉々として幹部の皆さんの話をする。
「あれも、ええな！」
「食べます。四分の一なら…いや、一口でいいかも…。」
「え？もうそんな腹いっぱいなん？大丈夫？あ、コレうま。」
無尽蔵にお腹に食べ物を収めていくロボロさん、また何かを口にして顔を輝かせる。
衣が付いた指をペロッと舐めながら「ホンマに食べへんの？」と聞いてくる彼とは対照的に私は苦しくて死にそうだ、味なんてわかったもんじゃない。
「うま！」
それでも。
「ふふっ。」
「どしたん？」
「ロボロさんといるのが楽しくて。」
「俺もやで！ずっとこうやって一緒にいてみたかってん！」
キョロリ、と鮮やかなピンク色の虹彩をキラキラ輝かせながらこちらを見る彼。
食べ物を一生懸命頬に詰め込んで、美味しそうにモグモグと咀嚼しているロボロさんはハムスターみたいで可愛くて、町に来れて日常の忙しさを忘れるぐらい楽しんでくれたらいいなぁなんて思っていた。
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「おん？人様の妹傷つけようとして。どう落とし前付けてくれんねんコラ。聞いとんのか。」
シャァッとあがった血飛沫が、オレンジ色のTシャツにいやに自然に馴染みながらシミを作っていく。
既に血塗られたピッケルを男の首元につきつけているロボロさんは、私が知っているふわふわとした喋り方とは全く違う低い声でそう言った。
ピッケル頭頂部の曲線が男の頸動脈に圧をかける。
小柄な彼から放たれる気迫はすさまじく、目を奪われると同時に、彼の許可なくこの場で身じろぎすることすら罪のような重たい空気で満ちていた。
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燕(プロフ) - マシュマロさん» そのコメントめちゃくちゃ嬉しいです…完結してナンボだと思っているので終わらせられてよかったです。コメントありがとうございました (2020年6月13日 8時) (
レス) id: 2e704aa56d (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロ(プロフ) - タイトル回収がこう言う形で来るとは思わなくてめっちゃ感動しました！連載お疲れ様でした (2020年6月10日 18時) (レス) id: f608f5e23a (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - 燕さん» 楽しみにしてます！ (2020年6月5日 12時) (レス) id: a1b841625a (このIDを非表示/違反報告)
燕(プロフ) - ゆんさん» 了解です！塩ですね笑塩加減（？）喜んで頂けて何よりです笑ページの都合上次作での掲載になりますご了承ください。コメントありがとうございました！ (2020年6月3日 21時) (レス) id: 2e704aa56d (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - 燕さん» 返信ありがとうございます！主人公が小さくなったとかどうでしょう？細かくて申し訳ないんですが軍パロの方のshpさんは本編ぐらいの塩でお願いします！塩加減最高です！ (2020年5月29日 11時) (レス) id: a1b841625a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：燕
| 作成日時：2019年9月30日 18時
