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*少し刺激の強い表現があります。

-pi視点

そうやって寄ってくる親子たちの要望に合わせて、馬に乗せたり握手したり飴あげたりしながら街を歩く。

大通りから少し細い路地裏、気になった店は窓越しに中を確認したりしても彼女の姿は見つからない。


「どこほっつき歩いてんねんホンマに…。」

「おうまさんだー!」
「あ、こら!見回りご苦労様です。」
「いえいえ、ご丁寧に。キミは何歳になるのかな?」

「よんさい!」

可愛らしい女の子がグッと自慢げに四本指を突き立てた瞬間、爆発音がした。
同時刻ほぼ直立に煙と砂埃が舞う地点を目で捕捉する。

意外と近いな。


万が一小石が降ってきたらマズいので女児を覆うように抱きかかえた。腕の中で何もわからない子供がキャッキャッしている。


「…ここら辺は大丈夫そうですね、原因がわからないのでとりあえず屋内にいてください。すぐにアナウンスがされるはずです。」

約数十秒動向を見て、安全だと判断したのでいまだ困惑の色を浮かべる母親に子供を託すと馬に飛び乗った。




「ロボロさん、東地区の奥、しばらくの間規制線張らして下さい。あと現場検証できる人材2,3人欲しいです。」

地に足を下す。利口な馬にその場にいるように指示し、爆心地から少し離れたところにいる少女にそっと近づいた。

「A、」

彼女は肩で大きく呼吸をしていた。
ハァハァともヒュウヒュウともとれる音がかすかにコチラに聞こえてくる。

過呼吸だ

その状態では呼びかけは届いていないだろうと思い肩に手を置くと飛び上がるようにして驚き、こちらを向いた

酷い有様


涙をボロボロと流し、口周りには嘔吐の形跡が見受けられ、おそらく相手の物であろう肉片が爆風の影響か皮膚に、薄く、小さくこびりついていた。

「今苦しいな、大丈夫。すぐ治るから。」

それをはがすように手袋をつけたまま頬を撫ぜる。フニフニとした頬が形を変えながら、なめらかに指を受け入れた。

「ゆっくり息吐いて。それも出来んかったらちょっとの間、息止めて。」

 

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Aya(プロフ) - ボマー!?お前性格イケメンかよ!?多分任務失敗したら消されるからの自爆だろ!!!任務より自分の気に入った相手優先とかヤバい(途中までしか見てない人の勝手な感想) (2021年6月8日 3時) (レス) id: b462e5db2b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ROM専さん» 勢いの良さに笑っちゃいました…!ありがとうございます(?) (2019年9月26日 7時) (レス) id: 2e704aa56d (このIDを非表示/違反報告)
ROM専(プロフ) - mnちゃああああああああああ (2019年9月25日 20時) (レス) id: 19a3a955e7 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - にーたさん» 周りに説明する時は丁寧だけど胸中ではズバッと決まってそうなのでこういう表現にしました!色々考えた結果の文字数なので刺さったなら嬉しいです!コメありがとうございました! (2019年9月22日 10時) (レス) id: 2e704aa56d (このIDを非表示/違反報告)
にーた(プロフ) - 46の一文に痺れました。語らないでズバッと切るところが最高にカッコいいです。 (2019年9月21日 23時) (レス) id: 8f97026b0d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年8月23日 19時

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