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予防接種(全員) ページ4

智side

どっちからやる?

"やんないのぉ"

"こあい..."

"帰る..."


だってさ(笑)

さっきまでの国民アイドルはどこへやら...


うん、ニノからやろう。

「ニノーやろー?」


ビクンと跳ね返しながらも歩いてくる。
椅子に座らせる。


『やっぱ無理ぃ...』

っと聞こえるか聞こえないかくらいの音量で言ってきた。

"うんうん、怖いねぇ。でもみんな頑張ったからニノも頑張れるでしょ?"


と落ち着かせる僕。


『和〜力抜くんだよー』

先生が言ってもガッチガチの腕。

背中をさすって落ち着かせる。

その間に先生は和の腕に針をさした。

和「ん.....ぃゃっ」


「もうすぐだからねーほら、終わり!」

終わった安心からかニノの目から涙が出ていた。

俺はその涙を拭いてあげて翔くんの
元に行った。


「翔くーん。できる?」

1回止まっていた涙がまた溢れてきた。
で、それを拭いてあげて...

の繰り返し。

キリがないから3人で持ち上げてベッドに寝かせた。
まだニノは復活してないらしく隅にちょこんと座ってる。


きっと翔くんは座りのは無理って言う俺たちの意見でベッドにね。

翔「はぁっ、はぁっ、ゃだっ...」

段々呼吸が乱れ始めている。
声をかけてるんだけど翔くんには届いてないみたいで...


どうしよっかー

悩んでいたら

『もう強引にやるから固定よろしくね』

って先生.....怖!


松潤が翔くんの足。

相葉ちゃんが翔くんの身体。

で、俺が翔くんの手。


もうすっごい暴れてて。

翔「ぃゃっ!いゃっ!」

なんでこんなにも暴れるのかは知らないんだけど...。

雅「・・だー!リーダー!」

ハッ!


相葉ちゃんの声で我に返った。

あ、もう消毒終わってて。

もう先生が注射器を持っているところだった。

いっけね。

「しょーくーん?ちょっと頑張ろうね?」

もうやられると思ったのか必死に逃げようとしてるんだけど、こっちは3人。

翔くんが勝てるわけないよー?(笑)


翔「はぁ、ゃだ、ゃめて...」


そんなに言われると俺らも困っちゃうよ〜

先生がアイコンタクトで合図をしてきたから固定の手を少しきつくした。


チクッ

と翔くんの腕の中に入っていく針。


ヒッ!と言ってまた暴れ出す。

危ないよ〜って言ってもきっと届いてないだろう。

やっと針が抜けて疲れ切った様子の翔くん。

頭を撫でてるとすぐに寝息が。
何回見ても寝顔は可愛いな〜

って言うのは秘密ね(笑)


END

柚翔です!!→←予防接種(全員)



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作者名:柚翔 | 作者ホームページ:http://sakurai0125  
作成日時:2019年1月4日 13時

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