第十六話『八百万の作戦』 ページ16
･
「では、頼みましたよ！芦戸さん！！」
「任せて！！」
芦戸が此方に向かってくる。
一人かえ？随分舐められたもんじゃのう。
すると、何かが降ってくる。
これは……
『酸？』
「せーかい！折口さんに避けれるかな！！」
と、どんどん攻撃をしてくる。
全ての攻撃を余裕を持ちながら避けつつ、ちらっと八百万の方を見る。
『(居ないのは瀬呂かえ？)』
どこにいるのか、目をやろうと思った瞬間、
「僕の事を忘れないでよ！」
『……っ！』
頬につう…と血が出る。
まさか、二人寄越すとはのう。
その後も避け続けた。然し、
「っ！オッケーですわ！！」
「よっしゃぁぁ！！」
いきなり、八百万が声を上げた。
何をいきなり…不思議に思っていると、急に手足の自由が無くなる。
驚いて見てみると、手足にはテープ状のような物。
「おっ、引っ掛かってくれたか」
瀬呂が出てくる。
お主はこれを用意していたんじゃな。
芦戸と青山が妾をその場所に誘導して、この仕掛けに引っ掛からせる。
高校生の考えることかえ？
今度は轟が近づいて来て、妾の身体を凍らせる。
「これで、動けねぇだろ。折口、お前の負けだ」
ここは、桜を使った方がええかな？
然し、その考えを見越したかのように、八百万が
「貴女が動かせるものは、目のみ。あの個性？を使っても轟さんが氷で私達を守ってくださいます。貴女の不利です」
ふふっ
とても素晴らしい仕掛けじゃ。
流石、推薦組かのう？
ポートマフィアに欲しいものじゃその頭脳。
でも＿＿＿＿＿
『負け？誰がじゃ？』
全員が、警戒する。
何が来るのか、あの桜を出すのか。と
轟が、地面を少し凍らせる。
妾はその行動を見つつ、小声で異能力を使った。
『異能力『死者の書』＿＿＿＿＿
【狂乱のアリス】』
すると、妾達の周りを黒色のトランプが囲った。
bチームは何が起きているのか分からず、混乱している。
ふふっ、面白いのう。
そして、次の瞬間、
妾の身体が自由になったのだ。
つまり、
氷が粉々に割れていた。
「なっ！！どういう事だよ！！」
「折口さんの個性は一つじゃなかった…？」
そんな中、妾に声を掛けてきた者がいた。
？「久しぶりだね！！A♪」
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げん - とても面白いです！最新頑張ってください！ (2018年11月17日 16時) (
レス) id: d35d46bd90 (このIDを非表示/違反報告)
化け猫 - 面白い！この作品の続きが気になる 更新頑張ってください (2018年9月27日 13時) (レス) id: d3ed948d91 (このIDを非表示/違反報告)
ワイモイ - ヤベェ、続きがちょー気になる！更新頑張って！ (2018年9月27日 7時) (レス) id: bc7da5b929 (このIDを非表示/違反報告)
クロネコ(プロフ) - シャー芯さん» 指摘ありがとうございます！すいません、直してきます！ (2018年9月25日 17時) (レス) id: 3c9e6f42df (このIDを非表示/違反報告)
シャー芯 - 御衣ではなく了意、御意、では無いのですか？面白いです！これからも頑張って下さい。 (2018年9月25日 17時) (レス) id: 0b4c0bb1f2 (このIDを非表示/違反報告)
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