愛して「17」 ページ18
「だって!学園のマドンナであるAちゃん!
それに加え、イケメンで有名な黒尾君に西園寺君!!
いい案だと思いませんか?」
女の子の意見に
賛成の声が所々から聞こえてきた。
「確かにな。彼奴等結構有名だしな」
「それでいいんじゃね?」
「黒尾君と西園寺君と劇とか羨ましいけど、Aちゃんがやっぱり適してるよね!」
『え?いやいやいや適してないよ。絶対に〇〇ちゃんの方が可愛いから』
「A!そうやって女子を口説くのはやめなさい!」
『え!?口説いてないよ!?』
「ちょっと…話が逸れてるんだけど。
でいい?白銀さん、黒尾君、西園寺君」
『いや、私は────「いいんじゃない?」
ちょっ零!?』
「俺はAが相手役ならいいよ、別に。」
なんとも告白の様な感じで
その為か、周りの女子は
キャーーーー♡
ってなってる。(真顔)
「ねぇ、いいよね?黒尾」
『え、駄目だよ。ね?黒──「良いと思うぜ」は?』
え、黒尾まで…
何言ってるの?
え?
「じゃあ決定だね」
え、いやいやいや!
『待って!私はいや……
「良いよね???」
ハイ。』
「よし!先生
決まりましたよ。」
「何何?ほうほう…《世界は恋に落ちている》かぁ…
いいなぁ。先生の青春を思い出すぜ」
「あとは、脇役と、裏方で別れよっか」
私の意見はお構い無しに物事は進んでいき、
終わってしまった。
教室に帰る前、零を見つけた。
『れっ零!!!』
「ん〜?あれ?Aどうしたの?」
『どうしたの?じゃないよ!!
なんで受けたの!』
「あぁ…
俺からの宣戦布告…かな?」
『はぁ?誰に?』
「秘密」
『はぁ?もう意味分かんない。
お陰で裏方に回れなかったし』
「でもA。
俺に惚れないように気をつけてね?」
『は?なんっ────』
────チュッ
「恋物語なんだから
これぐらいなんとでもなるし…ね?」
零は私の頬へキスを落とし、
自分の教室に戻っていった。
・
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・
『………へ?』
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わたがし(プロフ) - あぁ...相変わらず面白いです...ちょっと悲しい系?はあんまり見ないんですけどこれはめっちゃ好きです!頑張ってください! (2018年8月27日 20時) (レス) id: c9d59761fa (このIDを非表示/違反報告)
ホタル - あぁ続きが早く読みたい…… (2018年8月24日 17時) (レス) id: 2022abf856 (このIDを非表示/違反報告)
にっしー - 大好き。 (2018年8月9日 10時) (レス) id: 396b4cc1e0 (このIDを非表示/違反報告)
かまいたち(プロフ) - お久しぶりです!待ってました!本当に今回も面白かったです〜!これからも生意気ですけど頑張ってください! (2018年8月6日 15時) (レス) id: 2b99168124 (このIDを非表示/違反報告)
RIRINGO(プロフ) - そうですよね…疑心暗鬼になるのもわかりますよ…(T_T)無理しないでくださいね (2018年8月2日 13時) (レス) id: 0d8d30fe99 (このIDを非表示/違反報告)
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