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愛して「10」 ページ11

『どうして?






" 零 " 』




「凪沙がAを連れ戻してこいって。



あいつ、今センコーの手伝いしてるから」




この子は、西園寺零




凪沙と同じで唯一の理解者であり、相談者。


隣のクラスで、



イケメンで凪沙と同じで無気力。


やはり、モテモテな訳でで、よく告白されてる。







『やっぱり凪沙か…あはは。相変わらずだなぁ』







「笑い事じゃないから。で…?




あんた" 俺の " Aになんの用?」






『私、零のモノじゃないよ?』







「ッ私はただ…白銀先輩に注意しただけでっ」








「 「黒尾と別れろ」 が?」







「っ盗み聞きして!」






「だってあんなにおっきな声出してたら聞こえるに決まってんじゃん。

そんな悪く言わないでくれる?


あと、君に関係なく無い?Aと黒尾がどうなろうと。




黒尾の事が好きなのは充分わかったけど


そんな事でAを追い詰めないでくれる?」







『零……』






「っなんなのよ!私はお二人が幸せになる為に言っただけで!貴方には関係ないでしょ!?」








「はぁ…もうほんっとめんど。


それがAを責め立ててんの。それぐらい察しろよ。」






「っ…!!」






『もういいよ、零。私が全部悪かったからで…』









「……はぁ。Aはまたそうやって自分だけを責める…




まぁ今回はAに免じてこれぐらいにしといてあげる。



良かったね?俺で、

凪沙が来てたらあんた、ボッコボコにされてるよ?



あ、それだけじゃ、済まないかな?

まぁ次は無いけどね。




で、俺も関係あるんだよね。」








零が女の子に近づく。






なに?愛の言葉でも言いに行ったのかな?←






まぁあの子可愛いしね









「────────。」ボソッ









「ッは、はぁ…!?あんた!人の彼女っ!最低じゃない!!」








「なんとでも言えば?俺は諦める気なんてないし。




それに、あんたに言われたくないね。」









「なっ!?」








「あ、あともう一つ言っとくけど、俺先輩たからね?





行こ?A」








『あ、うん。』









『ねぇ女の子に何て囁いたの?』





「囁いたって…。


ちょっとしたことだよ。Aには教えない」






『ケチ。』





「なんとでも言えば。あ、もう少ししたら鳴るよ?」






『早く行かなきゃ!』

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わたがし(プロフ) - あぁ...相変わらず面白いです...ちょっと悲しい系?はあんまり見ないんですけどこれはめっちゃ好きです!頑張ってください! (2018年8月27日 20時) (レス) id: c9d59761fa (このIDを非表示/違反報告)
ホタル - あぁ続きが早く読みたい…… (2018年8月24日 17時) (レス) id: 2022abf856 (このIDを非表示/違反報告)
にっしー - 大好き。 (2018年8月9日 10時) (レス) id: 396b4cc1e0 (このIDを非表示/違反報告)
かまいたち(プロフ) - お久しぶりです!待ってました!本当に今回も面白かったです〜!これからも生意気ですけど頑張ってください! (2018年8月6日 15時) (レス) id: 2b99168124 (このIDを非表示/違反報告)
RIRINGO(プロフ) - そうですよね…疑心暗鬼になるのもわかりますよ…(T_T)無理しないでくださいね (2018年8月2日 13時) (レス) id: 0d8d30fe99 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クロネコ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2018年7月17日 13時

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