知らない人とトリップしました。【文スト】 (ページ8)

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第五話　ぐふふ… ページ8

京side

京「あの叫んでいる人は、中島敦っていう子です」

天使だわ…

美「大丈夫なんですか？」

京「はい！そういう世界なんで！」

おかしいよね～
事実だから仕方ないけど←

美「…助けに行きます？」

京「行きましょう！(✪▽✪)」

あ～楽しみだな～
あの人には聞かなきゃいけないことがいっぱいあるしね～？

川に近づいてみると…

敦「……ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ」

？「………」

敦くん噎せてるじゃん！
太宰さんマジ許さない…

美「あの〜大丈夫ですか？」

敦くんにハンカチを差し出す美月さん
前世は天使なんですかねぇ？

敦「へ？あ！ありがとうございます！」

京「はわわわわっ！！」

敦くんやっぱり天使だよ！
別に一番好きってわけじゃないよ？
けど、かわいいからね⁉

敦「すいません…」

美「いえいえ」

敦「太宰さん！起きてください！」

？「…また敦くん…邪魔をしたのかい」

…ほんっと太宰さん後でシメル
てか美月さんに教えないと！

京「この人は、太宰治です」

敦「もう、やめてくださいよ！他の人まで巻き込まないでください！」

天使かよ！
もういっそここまできたら神だよ！

太「…はッ！美しいお嬢さんだ！是非、私と心中してくれないかい？｣

美「お断りします」

京「は、はハイ！是非！」

しまったついうっかり…
だって太宰さんからのお誘いだよ⁉
文ストファンとしては受けないとダメでしょ⁉

太「敦くん！心中してくれる人が見つかったよ！」

敦「やめてください！」

太「えぇー」

美「京さんも何言ってるんですか」

京「は！つい…」

僕重症かもしれない…

太「お嬢さん達のお名前を聞いていいかな？」

美「私は、乃咲美月です」

京「ぼっ僕は！鈴夢京です！」

太「美月さんと京さんか…いい名前だ」

美「…どうも」

京「あ、ありがとうございます！！」

今日ほど自分がこの名前で良かったと思う日はないわ…

太「申し遅れたね。私は、太宰…太宰治だ」

敦「僕は、中島敦です！」

うん！知ってるよ！
天使と包帯無駄遣い装置だよね！←

太「これからお茶でもどうだい？」

美「え……」

やべぇ！太宰さんとお茶⁉
…この人払うのか？←

京「ｳｽﾞｳｽﾞ」

美「……いいですよ」

美月さんは女神だな…
ありがたい…！

太「やった…！じゃあさっs？「ここにおったかこの包帯人間！」

きたか！

美「…［理想］？」

そこ気になるんだ…
てかさっさと僕の推しに会わせてよ！
…ポートマフィアだから無理かな！(泣)