第八話 ページ11
美月side
私達は国木田さん達と『うずまき』にいる
…なぜかニコニコしてくる太宰さん
ちょっとキモい←
美「………なんですか」
太「好きなものを頼むといい」
美「…じゃあ珈琲を」
京「あ、えっとお茶で」
太「敦くんは?」
敦「僕は……ヒッ……イ、イエナンデモナイデス」
どうしたのだろうと疑問に思っていると
国木田さんの顔がヤバかった
やっぱり遠慮したほうが良かったかな?
…ま、いっか←
太「私も珈琲で!」
「すみませ〜ん」と店員を呼び注文してくれた。
そういう所は気遣ってくれるんですね。
国「おい太宰。貴様これだけの人数を奢れる金はあるんだろうな」
太「え、ないよ」
国「は?」
太「だから一銭もないって。国木田君奢って♡」
国「……そこの小娘達なら分かる。だが、何故貴様も奢らなければいけない」
太「え、奢ってくれる?ありがとー!」
国「話を聞け!」
……大変苦労しておりますね。
同情します
店「お待たせしましたー。珈琲2つとお茶です。」
太「いつも華麗なお嬢さん。その美しい指先で私の首を…ゴフッ」
店「あはは…いつも通りですね」
国「きぃさぁまぁ!!!」
敦「いつもすいません」
店「いえいえ。それではごゆっくり」
・
・
美「で?私達をお茶に誘ったってことはなにかあるんですよね」
京「うえっそ、そうなんですか!?」
太「美月ちゃん鋭いねぇ〜。じゃあちょっと質問があってね。いいかな?」
京「な、なんでも!!」
美「え」
京「え?」
…なんでもいって言ったら何を聞かれるか……
まぁ適当に誤魔化すか。
太「じゃあ遠慮無く。君達はどこから来たのかな?」
美「…それ言う必要あります?」
太「なんでもと言ったじゃないか」
京「違う世k…ング」
美「あら?京さんったら口に何か付いてますよ?」
もちろん何も付いていたない。でも口を滑らすと変な事に巻き込まれる
…それだけは避けたい。
太「違う世?」
美「え?そんなこと言いました?私は東京。京さんは広島から…ですよ」
太「おや。一緒かと思ったけど違ったんだね。」
美「ええ。道に迷っている時に出会ったんですよ」
太「へぇー。」
疑いよく見てくる。
…残念だけど私はそう簡単にボロは出さないよ?
太「じゃあ次、なんで京さんは何故国木田君の名前を知っていたのかな?」
美「……」
京「え……」
やっぱり来たか……。
一番厄介な質問が
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篠咲雫(プロフ) - とても好きです。(突然の告白)更新楽しみです。頑張ってください(´∀`*) (2018年8月27日 17時) (レス) id: 0ceadaf922 (このIDを非表示/違反報告)
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