チート異能力を持っている妹２【文スト】

感情が9つ ページ7

Aside





長島「なッ…やられた！」

三日月「どこです？ここ」


「……ここは私の部屋」


長島「部屋…？」

「そう…」

三日月「なるほど。貴方から消したほうがよろしくてね。」ｽｯ


三日月さんがこちらに近づいてくる。

長島「おい！やめろ！」


中也「Aッ！！！」


中也がこっちに駆け寄ってくる。でも……


「大丈夫」ﾆｺｯ



三日月「異能力【孤独な少女】」


私に、触れた…だが_________


三日月「なッ…なぜ……消えないの！？」

長島「お前、まだそいつに触るな！」

三日月「可笑しいわよ！私に消せないものなんて…」


崩れ落ちる三日月さん。

「…ここでは、私の言うとおりになる。だから、」


森「Aちゃんには攻撃できない」

「そう」


三日月「なん…なのよ…！」


「…三日月さんの異能力を一時的に消滅」


三日月「なッ…」

もうこれで、【孤独な少女】は使えなくなった



中也「異能力【汚れつちまつた悲しみに】」


三日月「ガッ…！」

中也の異能力で床に伏せられてしまう


森「君の異能力は大変優秀だから殺すのは勿体無いのだけれど…」

三日月「あ…ぁ………お、お願い！殺すのだけは！」


森「Aちゃんに手を出してしまったからね。仕方ないのだよ」


三日月「い、いや！やめ_________」


それ以上言えなかった
中也の異能力によって潰れてしまったからだ



森「さて………長島はどうする？」


長島「……降参だ」ｽｯ


両手を上げる長島さん


森「…そうかい」ｽｯ


長島さんにメスを当てるリンタロウ


「リ、リンタロウ！」

森「……奥さんは悪かった」

長島「…どうして殺されたんだ」

森「…………聞かないほうがいい」

長島「なぜ？教えてくれ。」

森「…君の奥さんは……………ポートマフィアの構成員だったんだよ」


長島「……は…」

構成員？
ポートマフィアの？


長島「構……成…員？」

森「そうだ。奥さんは裏切ったのだよ。ポートマフィアを」

長島「だから……」

森「仕方なく、殺した」


長島「ん…だよ……それ…」ﾍﾟﾀｯ


力をなくしてしまい、床に座り込む


長島「…そうだったのかよ…」


森「…悪かった」

長島「俺も…」


なぁ…
と長島さんがリンタロウに話しかけた



長島「俺を……殺せ」

森「なッ…何を言ってるんだ！」

長島「お願いだ。俺の最後の願いだ」

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