超チート異能力を持ってトリップしちゃった汗【文スト】※少し【カゲプロ】

死が25つ ページ35

Noside


梶井「さーて＿＿中まで火が通ったかなぁー？」


ポートマフィア構成員である梶井基次郎は、異能力【檸檬爆弾】を使い、与謝野晶子氏と水川夜空氏を殺した。




梶井「おっ」


窓には、与謝野氏が倒れかかっている

水川夜空は、見つからないが……

梶井「♪」

梶井はルンルンで、近づいた＿＿＿＿が


ガッ！


梶井「！？！？」


梶井は与謝野氏に頬を殴られ、後ろに吹っ飛んだ


与謝野「んーイマイチだねェ。もっと飛ぶかと」

梶井「はがっ……な、何故＿＿＿！！！？」


与謝野氏の後ろには、ニコニコと笑顔の水川夜空がいた


梶井(な、何故…！？)


梶井は疑問に思った。何故爆破した筈の車両の中…。二人は生きているのだろうか

与謝野「あんなネズミ花火で死ぬもンか。あー今殴ったのどっち側だっけ？」


梶井は左頬を指差した

そして、


ゴッ

与謝野氏、今度は右頬を殴った

与謝野「これで平等(ブーイン)だ」

梶井「そんな先まで瀕死だったはず……」

与謝野「こう見えてアタシは医者でね。アンタの百倍は死を見てる。
　 『死』とは何かって？教えてやるよ。死は命の喪失さ


　 アタシ達医者があらゆる手を尽くしても患者の命は指の間から零れ落ちる。
　 "死が科学の究極"だと？巫山戯るな！！命を大事にしない奴は








　 __________________ぶッ殺してやる」




梶井「お、思い出した。探偵社の専属医。与謝野。極めて希少な『治癒能力者』だと」


与謝野「私の異能力は【君死給勿】はあらゆる外傷を治癒させる。自分の怪我だってこの通り」

梶井「？」


「一応、言っとくね！私は【目を死す】を使ったよー！」

梶井「目を………死す？」

「うん！」

与謝野「おや、また不思議な能力を使って……」

「えへへ！」

与謝野「でも、私の異能力は条件が厳しくてね。瀕死の重傷しか治せないのさ。これが実に不便でねェ。何しろ…………程々の怪我を治そうと思ったらまず半殺しにしなくちゃならない」


梶井「な…………」ｿﾞｸ


与謝野「…………おやァ？怪我してるねェ。治してやろうか？」




__________【君死給勿】


梶井「ひっひぎゃあぁあぁあぁ」



車内には、梶井の悲鳴が響きわたった。



それでも、少女はニコニコと笑顔のまま



夜空(やっぱり、間近で見たほうがインパクトあるねぇ！もっとも楽しみなのは組合戦だな♪)

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