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『・・・な、んで？』
「そりゃ分かんだろォ。
あんだけ俺に興味無かった女が、突然頻繁に連絡してくるわ、質問攻めしてくるわ、デートに誘ってくるわ。」
ずっと見てたんだ、と付け加える実弥。
分かりやす過ぎる自分の言動、行動を改めて言葉にされると恥ずかしい。
でも、それ以上に実弥の言葉が気になって仕方がない。
『実弥は……私の事、好き、なの？』
そう聞くと、ピクピクと目の下を引きつらせる。
「今更何言ってやがんだァ？付き合った日にも言っただろうがァ」
付き合った日って・・・
『愛してるって？あれは冗談で…』
「テメェーはなァ、俺はAに向けた言葉で冗談なんて１度も言ってねェ。」
え、じゃー
それじゃー…
あの時から、あの時より前から
実弥は私の事、好きだったってこと…？
理解すると、顔に熱が集まってくる。
手の甲で口元を押さえると、その手を退かされる。
頬を覆われ実弥の方へ顔を向けさせられると、
目が逸らせなくなった。
「好きだ」
あまりに真剣な目で見つめられ、胸が苦しくなる。
こんな心音は聞いたことがない。
言葉が繋がらず、言葉にならない難語だけを漏らすとぎゅっと抱きしめられた。
好きだ、Aともう一度追い打ちをかけるようにように囁かれ、
返事の代わりに抱きしめ返すと、そっと唇を重ねられる。
触れるだけのキスなのに、
今までしたどんな深く激しいキスより、重ねた行為より、
甘くて、胸苦しくて、愛おしい、そんなキスだった。
ゆっくりと唇が離されると
実弥は、もう一度抱きしめ、言いずらそうにポツリと呟く。
「…………Aは？」
『・・・・・・・・・・・・・私、も』
やっとの思いで出した声は蚊の鳴く程の声で、
それでも、それを拾ってくれたのか
抱きしめる力を更に込められる。
「私も、ってなんだよォ、」
『……………分かってる癖に。』
「分かんねェなァ。散々待たされたんだァ、ちゃんと言いやがれェ…」
『・・・・・・・・・・・・実弥が、好き。』
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あさひゆうひ(プロフ) - 京華さん» 京華さん、今日ぶりです。読んでくださるなら言ってくださいよ！（誤字脱字直してよ。）実は最近私も京華さんのフラグ読み返しました。いや、ホントに…好き。またあーゆーフラグ書いてください。待ってます。あと、実弥パパと蛇いつ続きもらえますか？待ってます。 (2022年11月15日 12時) (
レス) id: 62b927337a (このIDを非表示/違反報告)
京華(プロフ) - あさひさん、お久し振りです。お元気ですか？最近あさひさんの作品が読みたくて読みたくて…大好きなチェリーをまた一気読みしてしまいました。もぉぉ！好き！だぁい好きですこのお話♡他の作品もまた漁ります♡はぁぁ、この実弥好き！それしか感想が出ない、笑 (2022年11月14日 22時) (レス) @page50 id: 9cf14e7eab (このIDを非表示/違反報告)
あさひゆうひ(プロフ) - 京華さん» 2度も読んでいただきありがとうございます。絶対に京華さんだと思いました。はい、元気ですよ！京華さんもお変わりありませんか？（昨日も個別にやり取りしたと思いますが） (2021年7月3日 7時) (レス) id: 2af9c629e7 (このIDを非表示/違反報告)
京華(プロフ) - 完結おめでとうございます(二度目)お久し振りです。お元気でしたか？最近実弥さんが足りなくてチャージする為にまた読ませて頂き安定の眼精疲労です。素敵な作品でした。ありがとうございました。また会いにきます。 (2021年7月2日 19時) (レス) id: 483ff1bb3b (このIDを非表示/違反報告)
あさひゆうひ(プロフ) - 環さん» 環ちゃん…！ありがとう！いや、どうだろ、あんまり面白くなかったら申し訳ない…。よかったら次作も読んでやって下さいっ！ (2021年6月16日 10時) (レス) id: 2af9c629e7 (このIDを非表示/違反報告)
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