23.夜の甲斐性ない癖に。 ページ23
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「お前ら朝の鍛錬するんだろ？」
『まぁ…はい、そうですね。』
任務帰りだった宇髄さんはお嫁さん達の朝餉を食べに一度帰宅してからまた来ると言って去って行き、私と大人の姿に戻った師範はそのまま寝起きからの朝餉を取ると思いきや、私が師範を不能と言った言葉が逆鱗に触れたのか、そのまま打ち込み鍛錬をしましたよ(遠い目)
そんな怒んなくてもいいじゃん。
不能呼ばわりされるのって、そんな嫌なの？男の事はよく分からん。そんな事を思っていれば師範は鍛錬に見切りを付けたのか風柱邸から出て行った。
師範は最近よくお散歩に行くようになった。イジケてんのかな？まぁ、不機嫌決め込んで屋敷に居座られるよりいいけども。
そんな事を思いながら縁側で洗濯していれば今夜任務同行する宇髄さんが親切丁寧に風柱邸へと再び現れた。
『わざわざお迎えありがとうございます。』
「お前逃げそうだからな。確保だ。確保。」
『流石に任務放棄はしませんよ！失礼な！』
「あれ？不能の不死川はどこ行った？」
心底楽しそうにニヤニヤしている宇髄さんだが、八つ当たり鍛錬された私はたまったもんじゃないんだよ。まったく……そんな雰囲気を察知したのか宇髄さんは「悪かった悪かった」と、また悪びれもなく笑っていた。クソが、
『師範はお散歩じゃないですか？それか鍛錬。任務の時間減ってますし。体鈍るとか言ってるし。』
最後の洗濯物を終えた私は
立ち上がり背伸びをした。
「何処行くとか言って行かねぇの？」
『よっぽどの事が無ければ言いませんよ。幼子じゃあるまいし。』
「気になんねぇ？」
『別に？？』
ふぅん、と言ってのけた宇髄さんは行くぞと少し遠方の任務地へ出発する様だった。仮眠取ったのかな？朝まで任務だったろうに…ホント鬼殺隊の柱は激務だな。やだやだ。私やっぱり柱にはなりたくないや。
任務内容を確認しながら歩いていれば宇髄さんが立ち止まり私も右に習えで立ち止まる。
「あれ不死川じゃね？」
『あらホントだ。師範ですね。』
「あれ？Aちゃん、怒ってる？」
『そうですね。何お休み満喫してんだクソ師範と思うくらいには。』
普段行かない方向だった場所にある甘味屋。そこにはお綺麗な娘さんと師範の姿。
は？なに？
人にはクソ味噌に鍛錬して無言で出てったと思えば自分は優雅にお茶してんの？？はぁ？？私今から任務なのに。師範またチビになるからお休みなくせに！
「どうする？寄ってくか？」
そんな事を言う宇髄さんに『もちろん♡』とニッコリ微笑み、その甘味屋へと近付いたのだった。
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あさひゆうひ(プロフ) - らんさん» 最後まで嬉しいコメントありがとうございます！（泣）らん様のコメントでモチベ保てたと思っております！何と！過去作まで…！時期はカナリ過ぎましたが、今からでもお歳暮を贈りたい…！（は？）私も！京華に負けないくらい愛してますっ！（黙れ） (2023年1月11日 18時) (
レス) id: 62b927337a (このIDを非表示/違反報告)
京華(プロフ) - らんさん» コメントも最後までありがとうございましたァ💖話数埋めたくなる性癖が最後に仇となり苦しみ苦しませましたが何とか完結出来て安堵です💖過去作までありがとうございます💖愛してます(突然の告白、笑)…感謝ァ💖 (2023年1月11日 15時) (レス) id: 9cf14e7eab (このIDを非表示/違反報告)
ひよ(プロフ) - らんさん» らん様(泣) 最後までお付き合い頂き、コメントも頂き…本当にありがとうございました！！(号泣) いえ、最後は「やべえ、、後○話だぞ！」と残話数との戦いでございました(照) 少しでも楽しんで頂けたようで本当に良かったです♥ 何と過去作まで？！ 光栄です！ (2023年1月11日 15時) (レス) id: 3e3d9df1bb (このIDを非表示/違反報告)
らん(プロフ) - うわああ！！ノープランとは思えない程とても面白く楽しく読ませていただいてました！しかも50話ぴったりですか！？流石に天才すぎてびっくりしちゃいますね❤︎お三方の書く風柱が1番風柱してて好きすぎて作品全て読破してしまいました！ (2023年1月10日 15時) (レス) @page50 id: 7e2a2b21bf (このIDを非表示/違反報告)
ひよ(プロフ) - らんさん» らん様、おいでませ！コメントありがとうございます♥ 書いてる本人達も完全初見のノープランのため（滝汗）、不安で震えながら書いて出し更新をしておりますので、、そんなこと言って頂き号泣必至です…！もちろんです！いつでも何度でも、お待ちしてますね♥ (2022年12月30日 11時) (レス) id: 3e3d9df1bb (このIDを非表示/違反報告)
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