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23. ページ24

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___1週間後の柱合会議。


私が着いた時にはもう数人集まっていて、
そこには、想い人である煉獄さんも居た。



「素敵!キュンキュンしちゃう!」



一瞬、思考が声に出たのかと思った。

こんな私でも煉獄さんを前にすれば、
声が変わり、乙女の様なかわいらしい声になるのかと思ったが、そんなハズもなく。


かわいい声の主
恋柱、甘露寺蜜璃が私の後ろからひょっこりと顔がを見せた。



久しぶりに会えた彼女。
また会えて良かったとお互いに気持ちを込めて両手を握り、
ここが何処かも忘れて、キャッキャと二人で燥いでいると、煉獄さんも輪に入り話に加わった。







軽い挨拶の後、
一週間前の薩摩芋祭のお礼を煉獄さんが口にすると、
蜜璃が頬を両手で覆いながらきゃぁ!いつの間に?!と可愛く声を上げた。



因みに。
私が煉獄さんの事が好きだという事を蜜璃も知っている。



『いえ、食べきれなかったので!』



助かりました、なんて白々しい事まで付け加えて私は微笑んだ。


だって、まさか。
貴方を連れ込みたくて隠も百姓も巻き込んで薩摩芋をかき集めて作りました!とは言えないじゃないか。


実に美味かった!と煉獄さんは相変わらずの糞デカボイスで褒めてくれた後、
彼にしては珍しく歯切れの悪い言葉を紡いだ。



「それから、すまなかった!女性の、、」

『わーーーーーーーー!!!!
それは忘れて下さい!お目汚しを!申し訳ありませんでした!』

「よもや!とても美しい身体だった!」



やめて下さい、と煉獄さんの口を押さえようとすると、
掌に煉獄さんの唇が当たってしまうかもしれない事に気づきどうする事も出来ず、赤面していると、



空気が変わった。


肌がビリビリとする程の張り詰めた緊張感。
背後からの殺気に直ぐ様飛び退き日輪刀に手を掛けた。



日中。日が当たる。ましてやお館様のお庭に…!



鬼なんか出るはずがないそこに、


確かに鬼は立っていた。





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設定タグ:鬼滅の刃 , 不死川実弥 , 煉獄杏寿郎   
作品ジャンル:恋愛
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あさひゆうひ(プロフ) - 京華さん» ナニシテンノ?おめめ心配。寝ろ寝ろ寝ろ。 (2月5日 5時) (レス) id: 62b927337a (このIDを非表示/違反報告)
京華(プロフ) - 初コメント失礼致します(いやこれ何でコメントしてないの?え?読んでたよね?と困惑。バグってんの?まぁいいや←)一気読みしてしまいました。惚れてくれてる実弥イイ!笑いながら読んじゃいました。眠いのに実弥熱が沸き起こって眠れないけど寝ます。また書いて。 (2月5日 1時) (レス) @page50 id: bb9635485e (このIDを非表示/違反報告)
あさひゆうひ(プロフ) - なおさん» 完結して随分経つ話にコメントありがとうございます!とっても嬉しいです!鴉たち頑張りましたー! (2022年7月28日 23時) (レス) id: 62b927337a (このIDを非表示/違反報告)
なお - 鴉すごっ!天才やん そしてあさひゆうひさんもこのお話を考えれるなんて天才だよー 天才過ぎてヤバイ 不死川さんたちお幸せに!! (2022年7月26日 22時) (レス) @page50 id: ee464fdcd2 (このIDを非表示/違反報告)
あさひゆうひ(プロフ) - 環さん» 環ちゃん!久しぶり…!まさか読んでくれたとは!!!オチを書きたいだけのお話でした。コメントありがとう!とっても嬉しかったです♥ (2022年4月7日 23時) (レス) id: 9c7376e839 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あさひゆうひ | 作者ホームページ:ありません  
作成日時:2022年2月2日 10時

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