ごめんなさい ページ17
あれから私はとても憂鬱だった。
休む事も多くなった。
学校に行く前に、シルクさんが挨拶してくれるのに
早歩きで無視をした。
『ごめん、ごめんなさい。』
私が休む事が多くなったという事を知ったシルクさんは
家に訪ねてくる事もあった。
勿論、私は出ない。
話したくても話せない。
外であの人達がほくそ笑んでるんじゃないか。
そう思うとすごく悲しくなった。
私は強くなれなかった。
酷く心細かった。
助けを求められる人は、今はいなかった。
まるで、この世界に人間が消えたかのように。
私、こんなんでいいのかな。
最悪の場合、せっかく入った学校も
退学しなければならないのかもしれない。
なにやら、ドアの向こうでガサガサと音がする。
私はその音が鳴りやんだ後
恐る恐る、ゆっくりとドアを開けた。
下には食料がたくさん詰め込まれたレジ袋と
メモが貼ってあった。
「何かあったの？
いつでも相談に来てね。 シルク」
読んだ途端に、大粒のシズクが頬を滑り降りた。
メモはポケットにしまいこんで
その重いレジ袋を引きずりながらも家に入れ
レジ袋を漁った。
中には、チョコレートなどのお菓子と
お米と、カップラーメン…
お刺身も入っていた。
ミルクティーなどの飲み物も入っていた。
１つ１つ、シルクさんが選んで
わざわざ私の為に買って来てくれた。
どうして、こんな…いい人を…無視してしまったんだろう…
私の今までの行動をすごく後悔した。
また大きな借りを作っちゃったな。
今度お礼に言いに行かないと
せめてお礼くらい言わなきゃね。
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かきかき - キャラ崩壊し過ぎて ちょっと・・と思いました (2021年2月11日 19時) (
レス) id: 327d12f359 (このIDを非表示/違反報告)
槻風カノ璃(プロフ) - ナナゴンさん» Oh！ごめんなさいすぐ直して来ます！ (2017年6月3日 20時) (レス) id: b68aa1fc39 (このIDを非表示/違反報告)
ナナゴン - とても面白いです！あの、これが仕事？のタイトルの中身で、(私)というのがあるんですけど(名前)の間違いではありませんか？ (2017年6月3日 19時) (レス) id: e7e3279450 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - 槻風カノ璃さん» (^_^) (2017年4月6日 19時) (レス) id: bd91b60462 (このIDを非表示/違反報告)
槻風カノ璃(プロフ) - 夜桜さん» 思いついた時 (2017年4月5日 19時) (レス) id: aa1bc20582 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：槻風カノ璃 | 作成日時：2017年3月5日 23時
