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episode50 ページ3

鳴海「弥生さん、何処ですかー?いたら返事して下さーい。」

弥生さんが居なくなって、早一時間。
特力総動員で探しても、一向に見つからない。

馨「しっかし、相変わらず広いなぁここは。こんなんじゃ、見つかるもんも見つからんわ。」

柚香「まさか!人攫いにあったんじゃ!!」

馨「アホ、ここは学園内やで、もし仮に侵入者が居たとしても、学園側がすぐに察知するがな。」

な、せんせ。

と、馨さんは柚香先輩の後ろにいた先生に、声を掛けた。
途端に柚香先輩の耳が赤くなった。

行平「あぁ、そうだな。」

上の空で答える先生。

鳴海「どうかしたんですか?」

行平「……いや、そういえば、潜在系に千里眼のアリスを持つ子がいたなと。」

鳴海「は?」

馨「知ってんで、あたしと同い年の子やろ?確かセリーナだかなんだか………そっか、あの子に頼んで弥生探してもらったらええねん。」

瞬時にその場の空気が冷えた。

全員(なんで早く気付かなかった。ユッキーよ。)

行平「わ…悪かったって。じゃぁ、頼みに行くか。馨、付いて来い。」

馨「えぇー何でー?」

行平「話しかけようとすると、何故だかいつも消えるんだよなぁ?」

柚香「わっ、私も行きます!!」

その場を後にした三人。
残された俺は、手持ち無沙汰でどうしようかと、特力の教室に戻っておこうと思い、歩き出す。
すると、高等部の制服を着た男子学生2人とすれ違った。

「なぁ、ホントなのかよ、ちっさい西園寺がいるって。」

「ホントだって、今他の連中が相手してるけど、全くの、ただのガキだぜ。」

鳴海(っ!?弥生さん。)

俺は急いで後を追った。

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すず(プロフ) - 書き方やネタが面白いので続きを読みたいです! (2020年1月19日 19時) (レス) id: dd75245ad2 (このIDを非表示/違反報告)
アンちゃん(プロフ) - アンジェラさん» ありがとうございます!!亀更新でごめんなさい!頑張ります!! (2017年8月8日 22時) (レス) id: 4479435726 (このIDを非表示/違反報告)
アンジェラ(プロフ) - すごく面白いです!更新楽しみに待ってます! (2017年8月5日 16時) (レス) id: fcaa6342c9 (このIDを非表示/違反報告)
アンちゃん(プロフ) - れなさん» ありがとうございます!少しずつですが、頑張っていきたいと思います!応援ありがとうございます(^^) (2017年7月3日 23時) (レス) id: 4479435726 (このIDを非表示/違反報告)
れな - すごく好きな内容です!更新、楽しみに待っています!!! (2017年7月3日 22時) (レス) id: b08964eaab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アンちゃん | 作成日時:2017年2月3日 20時

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