過去の時間 ３時間目 ページ3
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夢ノ咲学院のたった一人のプロデューサー。
周りからの期待の視線を浴びながら、入学したての当時でも、私は目まぐるしく働いていた。
(えっと、次は図書室に行って、資料を二十冊取りに行かないと……)
プリントを見ながら、私は図書室の本棚から資料を取り出す。
分厚いものがほとんどで、腕にずっしりと重みが伝わってきた。
目の前が見えないくらいの量。
だから、目の前から来る人に気付かなかった。
「うわぁ！」
「わっ！」
ドンッという衝撃のあと、私は尻もちをついてしまった挙句、持っていた資料を全て落としてしまった。
ぶつかった相手も、尻もちをついており、私を見た途端慌て始めた。
「わわっ、すいません！大丈夫ですか！？」
「こちらこそごめんなさい、お怪我はありませんか？」
私のリボンの色と同じ赤のネクタイ。
ふわりとした青色の髪をした彼は、眼鏡のブリッジを時々あげながら資料を拾ってくれた。
「どうぞ、白星さん」
「どうして私の名前を？」
「知らない人はいないと思いますよ。それと、この資料何処に運ぶんですか？俺、手伝いますよ」
「ありがとう、青葉つむぎくん」
「どうして、俺の名前を？」
「プロデューサーとして、全員の名前を把握しておくのは当然だから」
『青葉つむぎ』。
彼と初めて話したのは、大量の資料がきっかけ。
彼が裁縫が得意と知ってから、プロデューサーを引退するまで、時々衣装作成を手伝ってもらっていて、すごく助かる存在だった。
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今宵(プロフ) - 一気読みさせていただきました！任務がどう関わっていくか楽しみです！！ (2022年10月10日 21時) (
レス) @page27 id: 6c82ee2695 (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - 任務についてどうなっていくのか気になります (2022年7月26日 2時) (レス) @page27 id: 17169564a0 (このIDを非表示/違反報告)
愛那 - 暗殺教室もあんスタも大好きなので嬉しいです！！更新頑張っください！楽しみににしています！！！ (2020年4月19日 12時) (レス) id: d42bf818f3 (このIDを非表示/違反報告)
Yy(プロフ) - 暗殺教室もあんスタも大好きなので最高すぎました← 続きがとても楽しみです！！更新頑張って下さい！♪ (2020年4月5日 21時) (レス) id: 4c46a4a080 (このIDを非表示/違反報告)
レナナミル♪(プロフ) - Edenが出てる！暗殺教室とのクロスオーバー面白いです！ (2020年4月5日 14時) (レス) id: aefdd45bb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水神友花 | 作成日時：2018年7月3日 13時
