【あんスタ】プロデューサーが元暗殺者の件について〜３〜【暗殺教室】

手入れの時間 ３時間目 ページ7

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休憩時間になると、皆教室に集まってきてそれぞれで休憩をとる。



私は、渚くん、カエデちゃん、そして赤羽くんと円になって話をしていた。



最初は、学校生活の事とか近況報告だったけど、以前のようにいつの間にか進路の話になっていた。



渚「そうだ、白星さん。もう進路は決まった？」



「うん、決まったよ。」



茅野「え、そうなの！？教えて教えてー！」



「夢ノ咲のプロデュース科の教師になる。大学は蛍雪にするつもりだよ。」



渚「じゃあ、僕と一緒だね！」



赤羽「やっぱり、その道を進むことにしたんだね。」



赤羽くんが、意味深に言った。



まるで、【私がその道を進むことを予め知っていた】かのように。



じっと赤羽くんを見ていたら、その視線に気付き赤羽くんはくすっと笑った。



赤羽「白星さんって、案外わかりやすいって言われない？俺だけじゃなくて、一部の人は多分気付いてたと思うよ。」



茅野「本人が気付いてないなんて事、実際本当にあるんだねー。」



赤羽「渚の暗殺の才能だってそうだったじゃん。まぁ、あれは半分気付いてたようだけど。」



(気付いてたんなら教えてほしかったなー。)



なんて思うけど、将来の夢や目標は誰かに気付かされるよりも自分で見つけた方が意味があって面白い。



自分が本当にやりたい事を見つけるのは、とても難しい事だけど、見つけた時、自分の将来への道筋が開かれたような感じがする。



その快感が、嬉しさが、今も自分の中に残っているんだ。

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