【あんスタ】プロデューサーが元暗殺者の件について〜３〜【暗殺教室】

写真の時間 ２時間目 ページ49

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それから数日間、同学年から写真を撮ろうと言われ続けた。



それだけでなく、ユニットとして写真を撮ってくれと言われる事もあった。



こんなに一度に写真を撮ってとお願いされるなんて、何かあるとしか考えられない。



あの写真を何に使うのかは分からないけど、彼らだから、悪用することはしないだろう。



それにしても



(自分で言って思ったけど、卒業まであと半年ぐらいか……)



卒業を意識すると、とても悲しくて寂しい気持ちになる。



こんな事を言うのはまだ早いと思うけど、高校生活はラストスパート。



三年間のうちの、半年しかないのだ。



不意に私は、引き出しから一冊のアルバムを取り出すと、厚みのある表紙をめくった。



そこには、この学院入学当初から、私が撮った写真や、友人から貰った写真が沢山入っていた。



ページが後ろになっていくにつれて、写真はどんどんと多くなってきていて、それは、彼らとの思い出の数々を表していた。



(懐かしいなー、本当に)



いつの間にか私は、入学当初の頃からの思い出を、頭の中に蘇らせていた。

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