訓練の時間 3時間目 ページ46
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着いたところは、建物の地下室。
そこは実戦室で、新しい武器の試用だったり、戦うためのシミュレーションをしたりする場所らしい。
その部屋の中、とても広い場所に、私は立っていた。
『白星さん、聞こえるか?』
「はい。聞こえます」
部屋の外から、烏間さんと皆が私を見ている。
外のマイクを通して、烏間さんの声が聞こえ、私は少し驚くも返事をした。
『君が持っている、鞘のようなもの。それは、君だけに作られた新しい武器だ。今日は、その武器の勝手に少しでも慣れさせようという試みだ。まずは、鞘の中央部分を押してくれ』
「は、はい」
そう言われて、鞘の部分を押さえると、鞘の先から勢いよく刃物が出てきた。
見た目は、まるで日本刀。でも、とても軽く作られている。
『刃には気を付けてくれ。切れ味がいいからな。今と同様に、もう一度鞘の中央部分を押すと、刃が収納できる。これなら、持ち運びにも優れているし、敵にこの武器の存在を知られにくい』
「へぇ……」
数回、押すスピードを変えたりしながら刃を出し入れする。
中々、凄い。
『では、実践だ。これから、数体の的を送りこむ。全てを仕留めたら、終了だ』
「了解です」
『では、開始』
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雪羅 - すごく面白いです!暗殺教室もあんスタも大好きなので、クロスオーバーの、しかも私が好きな感じのストーリーで嬉しいです。これからも頑張ってください!! (2018年6月7日 7時) (レス) id: 227c03626a (このIDを非表示/違反報告)
春風 - 一気読みしました~!!とても面白いです!!!更新頑張って下さい~!!! (2018年2月11日 2時) (レス) id: fe434a094a (このIDを非表示/違反報告)
☆てってれ〜☆ - 全部いっきに読みましたっ!!!楽しいですねっ!!!頑張って下さいっ!!! (2017年11月24日 19時) (レス) id: eef2348f1c (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - この小説凄く面白いです!更新頑張って下さい! (2017年11月23日 0時) (レス) id: 5a9b64b293 (このIDを非表示/違反報告)
フユキ(プロフ) - 明日は羽風先輩の誕生日ですね!(三年なんでこんなにかたまってるの!) (2017年11月2日 23時) (レス) id: 3b75a384a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水神友花 | 作成日時:2017年10月21日 14時