【あんスタ】プロデューサーが元暗殺者の件について〜３〜【暗殺教室】

依頼の時間 ３時間目 ページ26

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「依頼をしてるのは、私だけですか？」



「いや、Ｅ組の皆には声を掛けている。ただ、無理には受けなくてもいい。君たちはもう、暗殺の道からかけ離れた存在になっているのだからな」



確かにその通りだ。



あの教室を卒業した瞬間から、私たちは暗殺者ではない。



でも今、この人は私に暗殺の依頼をしている。



相手は、１人ではない。



現役の暗殺者相手に必ず勝てる確率なんて、そう高くはない。



でも、私は_______________



「……引き受けましょう、喜んで」



私１人の命が無くなったって、世界中が騒ぐわけじゃない。



誰かの人生に影響を与えるわけじゃない。



たとえ、死ぬかもしれないと予測がたっても、私の命くらいくれてあげる。



「そうか、分かった。君は暗殺の成績は優秀な方だったから助かる。ちなみに、暗殺の依頼をするのは、君が最後だ」



「え、そうなんですか。あの、他の皆はどうだったんですか？」



「全員、承諾してくれた」



この瞬間、【暗殺集団 ３年Ｅ組】の復活。



そしてこの世界に、また１人暗殺者が増えた。



「詳しいこと、訓練の練習の日にちはまた後日改めて報告する。よろしくな、白星さん」



「はい」

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