【あんスタ】プロデューサーが元暗殺者の件について〜３〜【暗殺教室】

姉兄の時間 ７時間目 ページ14

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先生との話が思ったよりも長引いてしまったから、私は駆け足で皆の元へと向かう。



「遅くなってごめん、もう解散していいよ。あれ、まだ着替えてなかったの？」



零「ちと話に花が咲いてしまってのう。今から着替えてくるぞい。」



私に笑顔を向けた零くんは、皆に着替えるように促しこの場を離れる。



彼が無理に作った笑顔は、やはり綺麗なものではなかった。



それに、空気が少し重い。私がいない間に、何を話したんだろう？



お姉ちゃん達に聞こうと思ったけど、ここは空気を読んで敢えて聞かないことにした。



陸翔「そうだA、今日何食べたい？久しぶりにお兄ちゃんが作ってあげよーか！」



紗矢「あ、それなら私が！」



陸翔「てめーは料理クソ下手だからダメ。」



「どうせなら、３人で作らない？そっちの方が楽しくていいと思う。」



私の提案に、２人は顔を見合わせると嬉しそうに笑った。



紗矢「そうね、そうしましょう！私、アプリで皆で作れそうな料理探すわ！」



陸翔「んじゃ、帰りに近くのスーパーで材料買いに行くか！」



「２人とも、ちゃんと変装してね。」



久しぶりの姉兄との会話は、とても楽しくて、そしてとても嬉しかった。

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