【あんスタ】プロデューサーが元暗殺者の件について〜３〜【暗殺教室】

本音の時間 ページ1

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「私ね、あんずちゃんが転校してきてから色んな事を教えたいなって、楽しみにしてたの。



そもそも、あんずちゃんが転校してくるまで、ここには私以外女子がいなかったからさ、すごく嬉しかったんだ。



でもね、日が経つにつれてどんどん距離が遠くなっていくような気がして……実際そうだったからね。



だからね、私は何度か２人で話す機会を作ろうとしてた。



けど、あんずちゃんはそれに応えてくれなくて……結局こんな形になってしまった。



このタイミングで話すのはあれかと思うけど、私は夏休み前のプロデュースで最後なの。



受験勉強の期間に入るから、それから４月まであんずちゃんはたった1人でプロデュースしなきゃいけない。



私がやっていた、あんずちゃんが知らない仕事も教えようと思ってた。



でも……



あんずちゃんが私と向き合う事を拒み続けるなら、私はもう何も教えない。」



これが、私が最終的に出した決断だった。



聞こうとする気がない人に教えたって、結局それはなんの意味もない空っぽのもの。



今、病んでいる彼女を突き放すような言い方になってしまったけど、これしか言いようがないから。



言いたかったことを伝え終わり、私は彼女が口を開くのを待つ。



しばらくして、ぼそっと彼女の声が聞こえた。



あんず「私は………」

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