裏切り7 ページ9
杉「！そろそろホームルームだぞ！」
前「やばっ」
もうそんな時間か。
あの時を思い返してる間に時間が過ぎてったのか。
寺「ぜってー言うなよ。」
貴「わかってる。」
身体中痛いけど起き上がって教室に戻った。
ｶﾞﾗｯ
殺「おはようござってにゅやぁ！？杏里さん！また怪我だらけじゃないですか！」
貴「だからいつも言ってるでしょ。寝ぼけて階段から足踏み外して落ちたの。」
なんて分かりやすい嘘をつくけど、騙されやすいからありがたい。
殺「今度は落ちないでくださいね！？」
貴「はいはい。んじゃあサボるわ。」
こんなところに居たくない。
それに手当てしないといけないし。
ｶﾞﾗｯ
殺「ちょっと杏里さん！？貴方最近サボりすぎですよ！？」
貴「んぁ？まぁ、たまには１人ってのが良いんだよ。」
殺「あ、ちょ！」
殺せんせーの言葉を無視して教室を出た。
そそくさと保健室に向かい、シャツを脱ぐ。
貴「うわぁ…」
身体中アザだらけ。仕事でついた切り傷が開いたりしている。
自分の体と思っていても、痛々しい。
貴「いっ」
湿布や包帯を巻いた。
皆は肌が隠されてる服のところだけを狙ってくる。
貴「終わり。」
手当てが終わると裏山にいった。
私はお気に入りの大きな岩があるところに行った。
そこはもし少しでも油断すると落ちるかもしれないところ。
ここは皆が行くことを禁止されてるところだし、誰にも教えたことは無い。
まぁ、アイツにはバレてるけど。
貴「いるんでしょ〜…�爛�ルマ�瓠�
ｶﾞｻｯ
カル「あ〜ぁ。バレちゃった。」
なんて残念そうな事を言うが、顔は余裕の表情だ。
貴「なにしに来たの？」
カル「杏里に良い知らせと悪い知らせがある。どっちがいい？」
カルマは少し意地悪な顔をしながら聞いてきた。
貴「じゃあ悪い知らせから。」
カル「いいよ。悪い知らせは、杏里が帰ってきたときに、水をかけるってこと。良い方は味方が増えたってこと。」
貴「そう。ありがとう。」
カル「いいえ。」
カルマは紗由理側じゃなくて、私側。
カルマだけじゃなく、神崎さん、速水、千葉君、律が私側だ。
私側以外は皆紗由理側。先生達はまだ知らない。
私側の子達には敵のフリをしてもらってる。
巻き込みたくないから。
貴「増えた味方って誰？」
カル「渚君だよ」
渚か…渚はこっちにとってとても有利になる。
貴「ありがとうって渚に言っといて」
カル「おk」
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蝶姫 - すぃさん» ありがとうございます！早く対策してほしいです… (2017年10月27日 17時) (
レス) id: 02725994b7 (このIDを非表示/違反報告)
すぃ(プロフ) - お疲れ様です！初めて読ませてもらいました！早くなくなるといいですよね、、 (2017年10月23日 18時) (レス) id: c5fe73307f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶姫 | 作者ホームページ：http://sinngati
作成日時：2017年10月16日 18時
