裏切り14 カルマside ページ18
杏里が風呂に行った後、俺はテレビをつけて雑誌を見ていた。
今思えば、アイツ体傷だらけじゃん。流すとき絶対しみる。
案の定、風呂から「あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ！！」と悲鳴(？)が聞こえてきた。
カルマ「大丈夫かよ…」
しばらくすると杏里が出てきた。
貴「痛い〜…カルマ湿布とか貼って」
カルマ「いいよ」
杏里は頭を拭きながらﾎﾞｽｯと俺に背中を向けてソファーに座った。
貴「ふつーにめくってくれていいから」
カルマ「わかった」
少し服をあげるのに躊躇っていたのを察したのか、普通にやってくれてもいいと言われ、少し楽になった。
服をあげると背中には痛々しい痣や切り傷などがたくさんあった。
カルマ「っ…」
見ているだけでも痛くなる。
知らないやつらがこんなことになってもなんとも思わないが、大切な人がこんなことになると流石に可哀想だ、ムカつくなどの感情が出てくる。
カルマ「無理…すんなよ…」
貴「ん？なに？心配してくれてんの？」
カルマ「当たり前じゃん。彼女なんだからさ。」
杏里はそーだねと笑った。
俺は切り傷に湿布を貼らないように気を付けながらペタペタと貼っていく。
カルマ「終わり。」
貴「ありがと。」
貴「そろそろ時間も時間だしさ。寝よっか。」
確かに。もう1時を過ぎている。
カルマ「マリアはベッドで寝なよ。俺はソファーでいいから」
貴「いやいや。カルマがベッドで寝てよ。私はどこでも寝れるから。」
それに悪いしと杏里は付け足した。
カルマ「でも、怪我人でしょ？」
貴「うっ…」
本当の事を言われ、言い返せない杏里。
はぁ…とため息をつくと杏里は何かをひらめいた。
貴「じゃあさ
一緒に寝ればいいじゃん。」
カルマ「は？」
続く (更新停止中)
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蝶姫 - すぃさん» ありがとうございます！早く対策してほしいです… (2017年10月27日 17時) (
レス) id: 02725994b7 (このIDを非表示/違反報告)
すぃ(プロフ) - お疲れ様です！初めて読ませてもらいました！早くなくなるといいですよね、、 (2017年10月23日 18時) (レス) id: c5fe73307f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶姫 | 作者ホームページ：http://sinngati
作成日時：2017年10月16日 18時
