裏切り10 ページ12
貴「ん…」
窓から入ってきた光で目が覚めた。
貴「あれ。誰もいない。」
いつもなら中村達が目の前にいるのに。
カル「杏里、寝すぎ。」
横を向くと、カルマが頬杖をつきながら本を読んでいた。
貴「カルマ。ずっと待ってたの？」
カル「まぁね。彼女さんを置いて帰るわけないでしょ。」
貴「そっか。ありがと。」
カル「じゃあ帰ろっか。」
貴「うん。」
帰り道、カルマにまた情報をもらった。
今度はド派手にやるそうだ。
カル「俺がちょっと嘘ついて、手加減はさせるから。」
貴「ありがと。」
最近体がついていかない。それに耐えられるかどうか。
カル「で。�爐△侶弉茘瓩蓮�」
貴「ん？順調順調。証拠もバンバン手に入ったし。近いうちにバラすよ。」
先生達に見せる用もあるし、皆に見せる用もバッチリ。
こっちは最強のチーム。アッチ側は必ず負ける。私の計画にミスはない。
それより気になることが１つ。
カル「カルマ。あんた家あっちでしょ」
カルマは私と家が逆なのについてきている。
カル「いいでしょ？帰り道に襲われたらどーするの。」
貴「そこまで弱くないです。それに、護身用のナイフもあるから大丈夫。」
私は制服の袖から小さいが、小型のナイフを出した。
カル「はいはい。危ないし通報されるから直して」
貴「はいはい。」
カルマと話してるときが１番楽しいかもしれない。
カル「俺も楽しいよ。」
貴「え、なに？エスパー？」
カル「口に出てた。」
貴「なんたる不覚」←
貴「バカルマ。」
カル「アホ。」
貴「(ﾌﾟﾁｯ) 誰がアホだ。」
カル「杏里より成績いいし。」
低レベルな口喧嘩をしながら家についたときにはもう回りはすっかり暗くなっていた。
貴「留まってけば？」
カル「襲っていいの？」
貴「違う。もう暗いし危ないから。」
冬となると日が沈むのもあっという間。
もし帰り道に何かあってはいけない。
カル「わかったよ。今日はほとんど授業受けてないから、勉強教えてあげる。」
貴「ありがと。」
(作)あれ、なんか可笑しい()
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蝶姫 - すぃさん» ありがとうございます！早く対策してほしいです… (2017年10月27日 17時) (
レス) id: 02725994b7 (このIDを非表示/違反報告)
すぃ(プロフ) - お疲れ様です！初めて読ませてもらいました！早くなくなるといいですよね、、 (2017年10月23日 18時) (レス) id: c5fe73307f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶姫 | 作者ホームページ：http://sinngati
作成日時：2017年10月16日 18時
