ぶりっ子度・・・8% ページ9
男1「そっちのお嬢ちゃんもさぁ?」
そう言い、私の方に手を伸ばしてきた。
男達は笑っている。
新しいオモチャを見つけたかのように。
私はふと、カエデちゃんのことが気になった。
その顔はーーー
『……はっ、いいよ。
それ____協力してあげる』
男1「は?」
次の瞬間。
私は、男の手を振り払った。
この場にいた奴全員、驚いている。
男2「…俺等に逆らうっていうのか?」
『は?当たり前じゃん。
私、あんたの下僕じゃないし』
そう言い放つと、男は顔を真っ赤にして手を振り上げた。
男2「このっ…!」
その手を、私は片手で受け止める。
そして、相手の鳩尾に思いっきり蹴りを入れた。
男2「カハッ…」
『うるさいっつってんの。
さっさと私の前から消えてくんない?
それとも、一発殺られとく?』
それを聞くと、顔を真っ青にして二人は去っていった。
茅野「Aちゃん…?」
『カエデちゃんさ、やっぱ気づいてたんだね。
私が、演技をしていたこと』
茅野「っえ、」
あの時のカエデちゃんの顔…
何かを、待つような。期待するような。
それは私が…本性を出すのを?
『目で分かったよ。
まさか、転校初日でバレるとはなぁ…』
彼女に弁解させる余地をなくす。
茅野「それが、本当の性格?」
『うん。
改めまして、よろしくね?カエデちゃん』
茅野「……私、そっちのAの方が好きだよ」
この言葉には、少し目を開く。
でもまぁ…
『アッチの性格で好きになる人なんて居ないよw』
茅野「いや、でも_____」
???
急に口ごもって…どうしたんだろう?
さっきの男思い出して吐き気した?平気??
あーあ、鳩尾じゃなくて股間蹴っとけばよかった。
茅野「やっぱ、なんでもない。
明日からAの演技、楽しみにしてるね」
『あー…
また明日から赤羽にベタベタすんのか…』
茅野「それ、私も最初騙されそうになったよ!」
『フッ(ドヤァ』
茅野「ま、でも少しでもボロを出したら…
勘の鋭い子には、バレるかもよ?」
『ウゲッ』
これ以上はバレたくない…!
茅野「なんて色気の無い声……」
なぬっ!?
『カエデちゃんのばーか!!』
茅野「(ちょっと可愛い…ギャップ萌え?)」
桃乃A、
転校一日目でカエデちゃんにバレました。
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けんまおし1016(プロフ) - めっちゃ面白いですねw無理はしないで良いので更新してくれると嬉しいです! (2022年9月5日 16時) (レス) @page28 id: 92260459e9 (このIDを非表示/違反報告)
ワー - 続き楽しみにしています! (2022年4月18日 20時) (レス) @page28 id: 7bda5675bf (このIDを非表示/違反報告)
あ - ワロタwww (2020年5月23日 19時) (レス) id: 8feede79d4 (このIDを非表示/違反報告)
永久(プロフ) - 作者様本当好き)) しかも私の好きなアニメばっか、、更新楽しみにしてます!桃乃ちゃんの演技力パナイ、、 (2020年1月26日 14時) (レス) id: 75d8805815 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ - 鼻ピに鼻クソ付いてそう発言で吹いたwww (2019年12月29日 12時) (レス) id: e03723cf47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Runa | 作成日時:2018年6月9日 23時