ぶりっ子度・・・4% ページ5
カルマside
転校生がやって来た。
その子はいわゆるぶりっ子で、みんなからの第一印象は最悪。
だけど何故か、目を惹くものがあった。
顔は…結構可愛い方だと思う。
化粧をしているのかは分からないけど。
スタイルも良いけど、性格がアレじゃあモテないな。
俺もよく、顔はいいけど性格はなぁ…
と言われることが多かった。
だからなのかな？彼女に興味を持てたのは。
そこで、少し気になったことを聞いてみた。
カルマ「君ってさ、殺せんせーのこと殺す気ある？」
そう俺が聞くと、予想外な返答が返ってきた。
『ううん、
私ぃ…タコさんに興味ないからぁ』
正直何言ってんのこいつ、と思った。
この教室に居る奴は全員、
殺せんせーを殺す気で居る。
『私からしたらぁ、地球を爆破するっていうタコさんの方が酷いですぅ！！』
いや、それもそうだけど。
カルマ「それって、暗殺に参加しないっていうこと？」
と聞くと、
『だってぇ、可愛い私にナイフとか銃とかぁ…、
似合わないでしょぉ？』
この発言には俺もイラっときた。
暗殺に参加しない奴は、このクラスで浮くだけだ。
まあ、もうこのキャラで浮いてるだろうけど。
殺「で、では質問タイムはこれで終わりです！
桃乃さんの席は、カルマくんの隣です！！」
うげっ、俺の隣かよ…
ミシミシッと隣の席に歩いてくる。
『カルマくん、よろしくねぇ？』
興味がある？前言撤回。
切実に席替えをしたい。
俺はそんなことを思っていたためか、桃乃がニヤッと笑ったことに気付かなかった。
授業が終わると、茅野ちゃんが桃乃の席にやって来た。
興味なさそうにしてると、クルッとこちらを向き茅野ちゃんが俺にこう言ってくる。
茅野「カルマくんも、Aちゃんに教えてあげてね？」
その時だけ茅野ちゃんが鬼に見えた。
すると桃乃が、何かを思いついたかのような顔をする。
そしてコッチを見て、
『カルマくんっ、今度勉強教えてぇ？』
この言葉に俺は不思議に思った。
普通、勉強は頭がいい奴に教えてもらうものだろう。
…まあ、俺は頭良いけど。
でもそれを、転校してきたばかりの桃乃は知らない筈だ。
カルマ「…何で？」
そう聞くと、桃乃はテンパったように言い訳をした。
その時の桃乃の顔は赤くなっていたけど
ま、まさかな…
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けんまおし1016(プロフ) - めっちゃ面白いですねw無理はしないで良いので更新してくれると嬉しいです！ (2022年9月5日 16時) (
レス) @page28 id: 92260459e9 (このIDを非表示/違反報告)
ワー - 続き楽しみにしています！ (2022年4月18日 20時) (レス) @page28 id: 7bda5675bf (このIDを非表示/違反報告)
あ - ワロタwww (2020年5月23日 19時) (レス) id: 8feede79d4 (このIDを非表示/違反報告)
永久(プロフ) - 作者様本当好き)) しかも私の好きなアニメばっか、、更新楽しみにしてます！桃乃ちゃんの演技力パナイ、、 (2020年1月26日 14時) (レス) id: 75d8805815 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ - 鼻ピに鼻クソ付いてそう発言で吹いたwww (2019年12月29日 12時) (レス) id: e03723cf47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Runa | 作成日時：2018年6月9日 23時
