ぶりっ子デビューしてみた。【暗殺教室】

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『お願いだ、カエデちゃん！！現実逃避させてくれ！！！』


茅野「ダメだよ…これからは絶対に逃げられない……」









『中間テストなんか滅んでしまえええ！！！』









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私、桃乃Aはテストが大嫌いです。






赤羽「渚くん、テスト勉強は順調？」


渚「うん、今度数学教えてよ」






…よくよく考えてみれば、この学校って進学校なんだよね。


ていうことは、馬鹿そうな寺坂も、一般的には頭良いことになるのか！！？




………嘘やん。






渚「Aさんは何の教科が得意？」






おう…渚くんよ、そんなキラキラした目で見ないでくれ。






カルマ「転入できたってことは、頭良いってことだよね？」






そしてお前はニタニタすんな！！てか黙れ！！


こちとら理事長とクソみたいな約束結んでんだよ！！！






『えへへっ、あんまり勉強は得意じゃないんだぁ。

でも、音楽とかは好きだよぉ！！』






嘘です。


私の得意教科は国語と英語です。

あと、道徳(←)もいけるよ！！




はあ…、

この学校、道徳の授業がないからみんな心が死んでんだよ。






殺「Aさん！先生の作った問題を解いてみてください！！」






だから勉強嫌いっつってんだろうが！！

耳腐ってんのかよテメェ！！！






殺「みなさん50位以内には入って欲しいですからねぇ」


『わ、わぁ、頑張りまぁす(棒)』






私はテスト用紙に手を伸ばした。






問題1


ある公園におじいさんが来ていました。

女の子たちが喧嘩して泣いていたので、心優しいおじいさんは、その4人の女の子に飴をあげることにしました。

ですが、おじいさんは飴を3個しか持っていませんでした。


どうすれば全員食べられるでしょうか。




カルマ「…これ、何の問題？」


渚「謎だね」






え、簡単じゃん。









A)おじいさんはロリコンだから、飴を貰わなければいいと思う。









『どうですかぁ？(ドヤ顔』


殺「これ答えになってませんよ！？」




カルマ「おじいさん勝手にロリコンにされてるしwww」


『その飴の中に睡眠薬が入っていて、きっと女の子たちを誘拐しようとしてたんだよっ！！』


渚「すごい想像力だね！！？」




いぇーい、褒められちゃった。

照れちゃうよぉっほほ。







殺「……とりあえずAさんは、小学生の問題からやりましょうか」






この問題でどこをどう判断したんだよ。

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