ぶりっ子度・・・13% ページ14
殺「り、理事長先生…ですか?」
『はいっ!』
えっと、確か一昨日のことだったかな。
私がここに転校してきたのは。
流石にこれは忘れたらヤバイよね…?
*
『ここが…椚ヶ丘中学校。
そして、私がぶりっ子として生きていく所』
私は、元通っていた中学校よりも遥かに大きい校舎を見上げた。
進学校って、スゲエ!!
私が校舎の大きさに感動していると、いきなり声をかけられる。
浅野「貴方が桃乃Aさんですか?」
何でこのイケメンが私の名前を知ってんの…、
あ、実は変態だったりとか?
浅野「僕はここの生徒会長、浅野学秀です。
以後お見知り置きを」
嘘です、変態とか言ってゴメンナサイ。
『生徒会長さぁん?』
浅野「はい。
困ったことがあったらなんでも言ってくださいね」
と、ニコリと微笑む。
彼が猫かぶりをしているのは分かった。
だって、ぶりっ子(仮)の私に微笑んできたんだよ?
クソ下手くそな笑顔で。←ここ重要!
浅野「よかったら、理事長室まで案内します」
やったラッキー!!
私一人だったら、確実に迷子になってたわ。
この時だけ感謝するよ、猫かぶり生徒会長!!
コンコン
浅野「失礼します。転校生を連れて来ました」
理「どうぞ。浅野君は帰っていいですよ」
浅野「はい」
うっわ、何か緊張してきた…!!
『失礼しまぁす。
えっとぉ、桃乃Aでぇす』
目の前には、イスに足を組んで座っている男の人。
理「君が桃乃さんですね。話は聞いております」
『はいっ!E組に行きたいんですけどぉ…』
理「E組に?」
E組という単語を出すと、理事長の目が厳しくなるのが分かった。
え、何怖いんですけど…?
理「その実力で、何故E組に?」
『?体力をつけたくてぇ…』
理「体力、ですか」
少し、理事長の目が優しくなったのは気のせいだろうか。
理「しかし、E組よりもA組の方が良いと思いますよ?
体力よりも勉強の方が大事でしょう」
『でもぉーー』
理「ですがーー」
しばらく言葉の攻防戦が続いた。
長ぇぞ、話が長すぎる。
理「…分かりました。
これからは君をE組の生徒として扱います」
この言葉に少し引っかかった。
A組とE組では、扱い方が違うのだろうか。
理「ですが、条件があります。
それはーーーー」
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けんまおし1016(プロフ) - めっちゃ面白いですねw無理はしないで良いので更新してくれると嬉しいです! (2022年9月5日 16時) (レス) @page28 id: 92260459e9 (このIDを非表示/違反報告)
ワー - 続き楽しみにしています! (2022年4月18日 20時) (レス) @page28 id: 7bda5675bf (このIDを非表示/違反報告)
あ - ワロタwww (2020年5月23日 19時) (レス) id: 8feede79d4 (このIDを非表示/違反報告)
永久(プロフ) - 作者様本当好き)) しかも私の好きなアニメばっか、、更新楽しみにしてます!桃乃ちゃんの演技力パナイ、、 (2020年1月26日 14時) (レス) id: 75d8805815 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ - 鼻ピに鼻クソ付いてそう発言で吹いたwww (2019年12月29日 12時) (レス) id: e03723cf47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Runa | 作成日時:2018年6月9日 23時