ぶりっ子デビューしてみた。【暗殺教室】

ぶりっ子度・・・12％ ページ13

カルマside




……俺、昨日桃乃のこと名前で呼んじゃったんだっけ。




あー…

俺は何でそんなことを…



今まで女子に悩むことなんてなかったのにな。






『おはようっ！』




あ、桃乃が登校してきた。




カルマ「桃乃、おはよう」






俺がそう返すと、小さくガッツポーズをする。


え、何で？






中村「ね、ね、昨日何かあったの？

めっちゃ雰囲気いいじゃん！！」






挨拶を返しただけだよ？？？






中村「あ、私の名前は中村莉桜。

よろしくね？桃乃さん」


『下の名前でいいよぉ！えっと、昨日はねぇ…』






そこまで言うと、何故か口をつぐんでしまった。


まさか忘れたとか言わないよね？






『ちょ、ちょっと待ってぇ…』






……マジで？






『確かぁ…オレンジ色の髪をしててぇ…』






よし、合ってる。






『それでぇ…死んだ目をしていたぁ…』






死んだ目とかｗｗｗ






『……あ！！


笑顔が気持ち悪い人と会ったんだった！！！』




カルマ「覚え方！！！」


中村「…えっと、つまりブスな人と会ったと？」






中村、もっとオブラートに包めよ。






『ううん。イケメンだったと思うよぉ。


…性格はともかくね。(ボソッ』






聞こえてるよ、桃乃。






中村「う〜ん…私は知らないなぁ。




誰かー！！




オレンジ色の髪に、死んだ目をしている


笑顔が気持ち悪いイケメン知ってる？」





改めて聞くと…

桃乃の浅野くんへの印象ヤバイね。







渚「それイケメンっていうの！！？」



前原「言わないな。

磯貝、お前知ってるか？」



磯貝「オレンジの髪をした

イケメンなら知ってるけど……」





中村「誰？」


磯貝「浅野だよ。生徒会長の。」






あのヒントでよく分かったね。






前原「いや、でも流石にそれは…」




『そうだぁ！浅野くんだぁ！！

カルマくん、そうだったよねぇ？』


カルマ「うん」




「「「そうなのかよ！！」」」




杉野「浅野を気持ち悪いって…」






はは、確実に本校舎の奴らを敵に回したね。






殺「みなさん、席に着いてください」


『あ、タコせんせぇ！』






殺せんせーに新しい名前ができたし。






殺「殺せんせーです！！」


『あのぉ…』




スルーされてるｗ







『理事長先生ってぇ、性格悪いと思いますかぁ？』









……やっぱり、桃乃と居ると飽きないね。

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