ぶりっ子度・・・10% ページ11
五時間目。
あー、めっちゃ眠い…
ここは欲求に逆らわず寝ようか……
そう思い、寝る準備(←)をしようとしたら、赤羽が口を開いた。
カルマ「なあ、桃乃」
あれ、赤羽から話しかけてくるなんて珍しい。
『どうしたのぉ?』
カルマ「浅野って奴知ってる?」
浅野?誰だそれ。
『知らなぁい。カルマくんのお友達ぃ?』
カルマ「いや、この学校の生徒会長様だよ」
この学校の生徒会長とか…
そいつ、絶対性格クズじゃん。
『生徒会長さんがどうかしたのぉ?』
カルマ「…会いに行ってみる?」
『…え、』
と、そんなことがあって今、放課後。
校門でそいつを待っております。
何 故 こ う な っ た
隣には赤羽が、壁に寄りかかっている。
イケメンは何してもキマるからいいですね!!
私は早く帰りたいよ!!
浅野「……そこで何をしている」
誰だよお前。
その前に名前言えよ。
カルマ「浅野くん、君を待ってたんだよ。
ほら桃乃、こいつが生徒会長様」
……この死んだ目をしている奴が?
浅野「お前、転校生の」
『な、なんで私のことぉ…』
浅野「僕が理事長室まで案内してあげただろ。
……昨日のことなんだが」
ゴメン、忘れてたわ。
ほら私、人を思い出す機能死んでるから。
カルマ「なーんだ、もう知り合いだったのか」
浅野「ああ。でも、何故ここに…」
あ、それ私も気になってた。
カルマ「いや、(桃乃がめんどくさいから)
生徒会長でも紹介してあげようかと」
浅野「はぁ?」
成程。
私が浅野を気に入れば、赤羽にはベタベタしなくなると。
すみませんねぇ!?こんなにキモくて!!!
浅野「理事長が、君のことを丁重に扱えよと
言っていたから迎えに行ったんだが。
まさか、E組だったとはな」
『頼んだらぁ、入れてくれたのぉ!!』
これ本当のことね。
まぁ、執拗にA組に来ることを勧められたけど。
……ある約束をしたら、入れてくれたんだよね。
浅野「E組希望だと?変わってるな。
それに、その性格も直した方がいいと思うぞ」
演技ですーぅ!!
てか普通思っても口に出さないでしょ!?
『浅野くんもぉ、
_____その猫かぶり、辞めたらぁ?』
カルマ「!」
浅野「…頭に入れておこう」
そう言い、浅野は帰っていった。
え、赤羽と二人っきり…
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けんまおし1016(プロフ) - めっちゃ面白いですねw無理はしないで良いので更新してくれると嬉しいです! (2022年9月5日 16時) (レス) @page28 id: 92260459e9 (このIDを非表示/違反報告)
ワー - 続き楽しみにしています! (2022年4月18日 20時) (レス) @page28 id: 7bda5675bf (このIDを非表示/違反報告)
あ - ワロタwww (2020年5月23日 19時) (レス) id: 8feede79d4 (このIDを非表示/違反報告)
永久(プロフ) - 作者様本当好き)) しかも私の好きなアニメばっか、、更新楽しみにしてます!桃乃ちゃんの演技力パナイ、、 (2020年1月26日 14時) (レス) id: 75d8805815 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ - 鼻ピに鼻クソ付いてそう発言で吹いたwww (2019年12月29日 12時) (レス) id: e03723cf47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Runa | 作成日時:2018年6月9日 23時