アサせな学ヘタ線 (ページ3)

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せ視点ページ3

入学式も無事終わり、数少ない友達である

げんと合流して菊の元へ向かう

菊の隣にはもう見なれた金髪が立っていた

せ￤あっ菊さんとアルくん～❗

ｱﾙ￤げん～！！！！早かったね！友達出来たかい？

せ￤？？？無視？？？

アルくんは一目散にげんに駆け寄った

げんは少し困ったように笑っている

菊￤ふふっ。お二人共お疲れ様です
ところでせなさん、素敵な人でも見つけましたか❔入学式中まるで心ここに在らず、なんて顔していましたが笑

菊さんはいたずらに笑う

ｱﾙ￤そうだぞ、せな！もしかしてアーサーに見惚れていたのかい？

彼の名前が出てドキッとする

せ￤まっまっまさか！生徒会なんて縁のない上あんな眉毛に見惚れるなんて、、、

そう言いかけると後ろから声が聞こえた。

ア￤呼んだか？アルフレッド

せ￤？？？？？？？？

混乱で言葉が出てこない。

ｱﾙ￤まさか！君を呼ぶことなんてないよ、ただ君の話をしてただけさ！

ア￤俺の話？？？

アルくんが私を指さす

ｱﾙ￤彼女がね、君のこと、、「あぁぁ！！！」

突然大きな声が響き驚きのあまりげんに飛びつく

ア￤お前！式中目が合ったろ！その歩く校則違反みたいな格好してたのお前だけだぞ！今すぐ正せ！えっと、、、セナ・コニール！

そう言って私の胸元のボタンを締め始める
驚きのあまり突き飛ばしてしまう

せ￤なっなっなんであたしのフルネーム知ってるの！？ばか！変態！眉毛！菊さんヘルプ！

おやおやと笑う菊さんは
全く助ける気は無さそうだ

アルくんとげんはそそくさとどこかへ走っていく

ア￤生徒会やってんだ、新入生の1人や２人覚えてるに決まってるだろ。

そう言って大きなため息をついた