アサせな学ヘタ線 (ページ1)

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せ視点ページ1

恋に落ちた日は入学式

在り来りな入学式で、桜は満開.雲無き晴天

制服の可愛さと受験の楽さだけで決めた学校

大きな校門をくぐって速攻後悔した

せ￤なにここ、、

聞こえてくるのは基本日本語だが

時々聞こえる外国語

顔だけ見たら自分も馴染んでるんだろうが

日本育ちのため日本語以外は全く分からない

友達はほぼ居ない学校に入ったため
自分を理解してくれるひとはいるわけなく

気崩した制服姿の自分に向けられる視線が痛い

菊￤せなさん、入学式おめでとうございます

後ろから聞きなれた声が聞こえる

せ￤菊さん～❗おはにゅん～
てかあたしこの学校無理かも笑

実家から遠い学校を選んで住む場所がなくて
悩んでいた私と一緒に住んでくれた

幼い頃から交流のあった本田菊さん

今は英語が全くできない私のために
知り合いのアメリカ人の家にホームステイを進められ

同い年のアメリカ人とホームステイしている。

菊￤入学式前ですよ笑体育館の場所、分かりますか？

せ￤さっぱり？笑

呆れたように笑うと体育館まで連れていってくれた

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知らない人に囲まれた席、苦手な静まった空気
もう帰りたいなんて考えてた頃

「生徒会長挨拶会長お願いします」

いつも通り聞き流す司会の言葉

壇上に上がったその生徒会長に

私は目を奪われる

「生徒会長のアーサ・カークランドだ
新入生、入学おめでとう」

淡々と話す彼は自信に満ち溢れていた

綺麗な顔だなぁと見惚れていると

、、、ふと目が合う。

その瞬間ずきゅーんと私の心臓が跳ね上がった