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TH「離れないってことは何か言いたいことでもあるんですか？」
ちょ、テヒョン。
なにをそんなに怒ってるんだ。
JK「ふふっ笑」
グクはなんでまたクスクス笑うの！
SG「やっぱ思った通りだわ。」
いや何が？！
ユンギは何を知ってんのよ！
JM「…。」
ジミンは、ソクジンさんガン見しすぎ！
一体、私の知らない間にこの5人に何があったんだ。
JN「テヒョンくん。」
隣に座るソクジンさんが、テヒョンを見上げて言う。
JN「僕はAちゃんの事を全て知ってるわけじゃないよ。ましてや、弟からしたら僕なんて知らないことだらけだ。
でも、意外とこう見えて僕は自分勝手なところがあるからね。
今もAちゃんに対する愛の深さはテヒョンくんと同じくらい、いや、それ以上だと思ってる。
だからこれからは、テヒョンくんを超えるくらいAちゃんの事を知って、愛していくよ。」
「っ。」
なぜかはわからないけど、サラッと長文で私に対する愛を告白風に教えてくれたソクジンさん。
急すぎてちょっぴり恥ずかしいけども、やっぱソクジンさんが好きだなって感じた。
顔は真っ赤だろうけど笑
すると、テヒョンは"もう！"と大きな声を出す。
「！？」
TH「そんなことを言われなくても、認めます！」
「は…」
はい？？
認める？
「ちょ、テヒョ、」
JN「ふはっありがとう、テヒョン。」
JM「僕も！」
JK「俺も！」
SG「よかったな、ヒョン。」
次々に祝福し始めたので、一体あの空気は何だったんだろうと1人呟く。
そしてテヒョンがグラスを持ったのを合図に、みんなグラスを持って乾杯の準備。
TH「じゃあ、ジョングクの商品化決定と、ヌナとソクジンヒョンの交際を記念して乾杯っ！！」
「「乾杯〜！」」
「か、乾杯…」
皆んなの空気についていけず、とりあえず場の雰囲気に乗っかってみると、グラスを持つ手がそっと握られた。
JN「認めてくれたよ。」
「なんかそう言ってましたね…」
JN「ふふっ、分かってないの？」
キョトンとした私の顔を見て、笑うソクジンさん。
JN「僕たちの交際をテヒョンが認めてくれたよ。」
はい？
テヒョンが私達の交際を認めた？
「え？」
JN「え？」
つまり今までは反対してたってこと？
ヤー、キムテヒョン。
"よかったね"とか"失恋じゃなかったね"とか色々私の前では言ってたくせに、ソクジンさんの前では反対のフリしてたのか！？
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作者名：みおお | 作成日時：2021年3月14日 10時
