時を超えた恋愛［JN］ (ページ8)

今日:9 hit、昨日:12 hit、合計:139,099 hit

8 ページ8

JK「おはようございます！！」

会社に入るとまず聞こえてくるのは元気な声で挨拶する青年。

JK「あ、ヌナ！！！」

私に気づくと、小走りで寄ってきてくれる。

あぁ～かわいいなぁ～

うさぎ顔の彼の名前はチョン・ジョングク。

彼は私の働く会社の警備員。

私が社員証を落とした時に拾ってくれたのがジョングクで、そこから何故か仲良くなった。

「おはよう、ジョングクくん。」

JK「おはようございます、ヌナ。今日は早いですね。」

「早く起きちゃってね。ってか聞いて。今日、テヒョンが…」

実はジョングクはテヒョンの後輩でジミンとも知り合いなのだ。

私は早速今日の朝の出来事を話す。

JK「…あぁー。それは女性じゃないですね。笑」

え？

誰なのか知っているジョングクは笑っていた。

「でも、テヒョンは女の子だって言ってたよ？」

JK「そう見えたのかも？笑」

するとジョングクが「ヌナ、秘密ですよ。」と言って教えてくれた。

「あぁ～なるほど……笑」

JK「そういうことです。笑」

秘密の企みについ本音がこぼれる。

「若いっていいなぁ…」

SG「これからもっと老けるぞ。」

私の呟きが聞こえたのか後ろから言ってきたユンギ。

JK「おはようございます、ヒョン！」

「ユンギ、びっくりさせないでよ！」

SG「おはようジョングク。今日も元気だな。」

私は無視か！

SG「ってか、そろそろ行くぞ。遅れる。」

そう言ってユンギはゲートまで行ってしまった。

「ちょ、ユンギ！ジョングクくん、またね！」

JK「はい、今日も頑張ってください！」